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一気に加速できない。ブレーキをかける[2008年06月16日(Mon)]
Q:一気に加速できない。ブレーキをかける
A:外の力を使って加速する。反復練習でスピードを楽しむ。


 初心者なら「スピード」を出すと怖くて危険だと思うでしょうが、「スピードに慣れた上級者」にとっては、ある程度加速してスピードを出した方が楽で安全なのです。

 私は、スピード・加速・ブレーキなどについては、30年以上も続けているスキーから多くのことを学びました。

 ひょっとしたら、スキーと、仕事やコミュニケーションは違うと思われるかもしれません。

 しかし、「怖い」斜面やスピードに自分を追い込んで、自分の壁を自ら超えるという点で、その心意気はほとんど共通していると思えてなりません。


1 スピードを出すなら外の力をうまく使う

 多くの人は、スピードを出すのに自分の力が主体だと考えているでしょう。しかし、スキーを加速させるには、重力や遠心力といった外の力をいかにうまく使うかがポイントなのです。

 大きな仕事を成し遂げる際にも、自分以外のパートナーや組織の力を使ったり、時流をうまくとらえることが「自力」以上に大切でしょう。


2 無駄な動きやズレがなければ加速する

 スキーの上手な人ほど、無駄な動きがありません。突然、大きな力を加えたりすれば、スキーがズレて減速してしまうと知っているのです。外の力と自分の力を上手に調和させながら、流れるように滑ります。

 これは仕事でも同じでしょう。自分が自分がと力んでしまい、必要以上に主張をすれば、プロジェクトの調和も乱れて、進むものも進まなくなるのです。


3 上級者ほど、眼に見えないリカバリーを繰り返す

 上級者はバランスを崩さないというのは嘘です。より難しい斜面で速く高度に滑るので、普通の人よりもバランスを崩しやすいのです。しかし、素人の眼に見えないのは、大きく崩れる前に、細かいリカバリーを繰り返しているからです。

 仕事においても、達人がミスをしないことはありません。人よりもチャレンジするだけミスも多くなりますが、致命傷にはならないように、水面下で素早い対応をしているのです。


4 急斜面でスピードを出して転ばねば、壁を超えられない

 不思議なもので、一度滑ることができた急斜面や高速ターンは、次回からは簡単に感じられます。つまり、技術的な壁よりも、心理的な壁の方が、スキーの上達に大きく作用するのです。

 仕事も同じです。難しい仕事や大きな仕事に挑戦して成功すれば、そこまでは楽に取り組めるようになるでしょう。だからこそ、より難しい仕事に挑戦して、成功するまで続けることが大事なのです。


5 無心の時に会心の滑りができ、我に返ると転ぶ。

 時には、自分でも驚くほど上手に滑れる時があります。そんな時は、まさに無心に近い状態で「ただ滑って」斜面と一つになっています。しかし、残念ながら、この時に「自分はこんなに巧かったか?」と不安がよぎると、余計なことをして次の瞬間に転んでしまいます。

 仕事では「慢心は禁物」だと教えられますが、用心しすぎも問題です。自然体で取り組めている時は、それを続けた方が、長く好調が続くことも心得ましょう。


6 怖さと面白さは紙一重である

 なぜ、私がスキーを30年以上も続けているかというと、爽快で面白いからです。しかし、その爽快さは簡単な斜面でゆっくり滑っている時では味わえません。自分の限界に近いような「怖いスピード」で滑るからこそ、爽快感と達成感が味わえるのです。

 何度やっても同じ良い結果がでるような仕事は楽かもしれません。しかし、一度でも「自分の限界に挑戦するような仕事」を、ハラハラドキドキしながら、手痛い失敗も繰り返しながら、成就することができたら、もう元には戻れなくなるはずです。


7 意識して繰り返すうちに自動的にできるようになる

 スキーは一朝一夕にはうまくなりません。自分の不得手な滑りを改めるには、指摘された欠点を意識して、繰り返し練習するしかないのです。そのうち、自分の悪い癖は克服されて、わざわざ意識しなくとも自動的に滑れるようになり、スピードも怖くなくなります。

 この素晴らしい脳と体の仕組みがわかれば、仕事に置いてもやるべくことは明らかです。苦手なことを、意識しなくともできるまで、徹底的に反復練習すれば、いつしか加速するのも怖くなくなります。


 そして、自分以外の力をうまく活用して、楽に加速できるようになるでしょう。そして、せっかく加速しかけているのにブレーキをかけることもなくなるでしょう。

Posted by 久米 信行 at 22:30 | 第三章キャリア編 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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