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人にお願いや働きかけができない[2008年06月09日(Mon)]
Q:人にお願いや働きかけができない
A:権力や知力より、夢と情熱を熱くも謙虚に語る力


 誰かにお願いや働きかけをして、動いてもらうには勇気が要ります。

 最近は同僚や部下にさえ「お願い」をするのに気が引けてしまい、勢い自分で済ませてしまう人が多いと聞きます。

 しかし、自分ひとりでできることは、ごく限られています。その仕事が長期的で社会的な大プロジェクトであればあるほど、自分より目上の人、年上の人や、実力で勝る人に賛同してもらって、協力を仰ぐことが必要不可欠になります。

 むしろ「自分よりも優秀な人をどれだけ集められるか」こそが、「仕事ができる人」の必要条件だと言っても良いでしょう。

 そんなことを言われても、「自分には権力も無ければ知力も無い」「お金もなければコネも無いので無理だ」と「できない理由」を並べ立て、やる前から諦めてはいないでしょうか?

 もちろん、「権力」「知力」「財力」「人脈」....などは、あるに越したことはありません。

 しかし、もっと大切なことがあるのです。

 まず一番大切なこと、必要とされることは、人々の思いを結集してベクトルを一つにするだけの「大きな夢」を見る力でしょう。それも、目上の人、年上の人までも驚かせ唸らせるほど大きな夢が重要なのです。2:6:2の原則によれば、2割の人に呆れられ反対されるぐらいの夢であれば、逆に2割の人が大いに共鳴してくれる可能性があります。

 しかも、単なる思いつきや願望ではなく、稚拙で未完成ではあっても、自分なりに考えに考え抜いた痕跡が感じられることが大切です。実現可能性がたとえ低くとも「ゼロではない」と思わせるような、実行案も考えられていなければなりません。

 だからこそ、無謀ではあっても「同じ夢を見てみたい」と感じてもらえる人が出てくるのです。

 そんな「夢のあるお願い」ならば、かつて夢を追った経験のある人生の先輩からは、「面倒」や「迷惑」だと思われることはないでしょう。むしろ「楽しみ」「ときめき」の種をもらったと、ワクワクしてくださるかもしれません。

 これは、たとえ目先の「小さなお願い」をする時であって同じです。その先に「大きな夢=ゴール」があることを、繰り返し語り続ければ、きっと応援してくれる人が出てくるでしょう。

 次に大切なのは「情熱」です。その夢に心からほれ込み、自分を賭けていれば、自ずと情熱が生まれます。考えに考え抜くうちに、その夢が叶うイメージも浮かぶようになって、情熱がさらに燃え盛ることでしょう。

 自らの心が燃えることならば、「この道は遠く辛いけれども、その折々で楽しいこともあり、何よりやりがいと達成感がある」と確信できるはずです。この情熱の火を人にも燃え移したいと感じるでしょう。

 わき起こる情熱こそが「お願い」の言葉に命を吹き込み、聴いた人を衝き動かす原動力となります。大きな夢=斬新なプロジェクトにつきものの心ない冷笑や思いがけない挫折にめげないためにも、情熱は欠かせません。

 ですから、誰かにお願いをする時には、権力や実力を背景にして命令するよりも、夢と情熱をもって参加を呼びかける方が良いのです。その方が、自分自身にとってもお願いをされる人にとっても楽しく、お互いにやる気と新たな発想が湧いてくるのです。

 しかし、この時、もう一つの重要な美徳を忘れてはなりません。それは「謙虚さ」です。

 謙虚だからこそ、自分の無力さを思い知り、大きな夢とのギャップを感得できます。謙虚だからこそ、多くの力を結集しなければ、目標を達成できないと痛感します。謙虚だからこそ、大きな夢ほど、自分の欲得を超えて達成しなければならないと直観できるのです。

 それゆえ、自分よりも力のある先輩に臆したり、後輩にも無用な見栄をはったりすることなく、自然にお願いをすることができるのです。そして、頼まれた実力者も、熱く夢を語りながも謙虚な人柄に惹かれ、手を差し伸べたくなるのです。

 夢や情熱を熱く語ることと謙虚さとは、一見すると相反するように見えます。しかし、魅力的な人物を目指すなら、どちらも車の両輪として欠かせないことを忘れてはなりません。この二つの力が調和することではじめて、心に響くお願いができるのです。

Posted by 久米 信行 at 22:50 | 第三章キャリア編 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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