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そんな、かつての自分のような若き人たちに

リスクと隣り合わせで波瀾万丈の人生を楽しむ
中小企業経営者 兼 明治大学起業論講師が
ココロをこめて「喝」を入れるメッセージ集

(近日出版予定)

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上司や同僚と"ケンカ"できない[2008年04月26日(Sat)]
Q.上司や同僚と"ケンカ"できない
A.三方よしのケンカは厭わない。疑問はすぐに尋ねる。


「理不尽であっても、まあいいかと受け流す」
「それでいて、裏では愚痴と陰口を言う」

 こんな人たちを、業種や規模を問わず、あらゆる企業で見かけることでしょう。こうした人が増えると、短期的には企業の不祥事につながり、長期的には企業の衰退の要因になるのです。

 おそろしいのは、それだけではありません。この二つの行動を繰返すうちに、いつの間にか自分の習慣となり、やがて思考様式、行動様式そのものになってしまうのです。

 とは言え、上司や同僚に苦言を呈したり、代替案を具申するのは、大きな勇気が要ります。多かれ少なかれ、摩擦は避けられないでしょう。私も、新進のベンチャー企業と、伝統的な大企業、そして中小企業で、同じ辛い経験を嫌という程しました。新規事業や新規サービスを始める時には、この手のミニバトルは日常茶飯事なのです。

 上司や同僚にモノ申す勇気を振り絞り、摩擦を最小限にとどめるにはコツがあります。

 まずは、自分のため所属する部署のためといった、小さな立場で考えていないか自問自答します。あの上司が気に食わない、あの同僚とはそりが合わないといった、小さな自我で反発している場合もよくあるからです。こうしたケンカは、私怨が増幅されるばかりで建設的ではありません。

 考えるべきは、買い手よし、世間よし、売り手よしの「三方よし」に叶った反論や提案かどうかです。

 買い手よし。自社の都合でお客様のニーズを満たさず不満が募っている場合には、お客様のかわりにモノ申さねばなりません。

 世間よし。例えば、地域コミュニティや地球環境を害して、将来、社会的な信頼を失ったり、子孫につけを残す可能性があるとしたら、直言しなければなりません。

 売り手よし。こうして、お客様と社会の信認を得ながら、将来のトラブルの芽も摘み取っておくことで、自社も安定的に利益を挙げ、長く存続できると肝に銘じなければなりません。

 小さな自我からではなく、三方よしの大きな視点で考えている意見ならば、発言をためらう必要はありません。たとえ、短期的には憎まれ役になっても、長期的にはお客様、世間、同僚の喜びにつながると確信できれば、ケンカする勇気がわいてくるはずです。

 もう一つ心しているのは、上司や同僚の判断に「疑問を感じたら、その時すぐに尋ねてみる」ことです。これは、不要なケンカをしない、無用の不満を抱えないための簡単で有効な智恵です。

 その場で聞いてみれば、わかることが多々あります。一見不自然な意思決定も、自分の思慮を超えた「三方よし」の判断によるものかもしれません。それが判れば、胸のつかえがとれてスッキリするでしょう。誤解をして無用なケンカをする必要もありません。

 時には、静かに放った質問が、上司や同僚の気づきを生んで、新しい対応に変わるかもしれません。質問をすることで相手の判断力とやる気を引き出すコーチングの手法は、上司から部下に対して有効なだけではなく、逆もまた真なりなのです。

 もし、質問をしてお互いの理解を深めても、まだ目先の独善的な判断が変わらず、納得できないのであれば、堂々とケンカをする勇気を持ちましょう。

 恐れることはありません。幸いにして、私が仕えた上司には、お客様の立場や長期的な視点で、上層部にももの申す人ばかりでした。その尊敬すべき先輩方は、結果として社内外にファンを増えして、今も立派に活躍されていることが、良いお手本になっています。

Posted by 久米 信行 at 00:21 | 第二章コミュニケーション編 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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