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そんな、かつての自分のような若き人たちに

リスクと隣り合わせで波瀾万丈の人生を楽しむ
中小企業経営者 兼 明治大学起業論講師が
ココロをこめて「喝」を入れるメッセージ集

(近日出版予定)

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違うと思っていても偉い人や大勢の意見に流されてしまう[2008年04月22日(Tue)]
Q.違うと思っていても偉い人や大勢の意見に流されてしまう
A.人の行く裏に道あり花の山。全員賛成ならば廃案という智恵


「人の行く裏に道あり花の山」

 これは、有名な株の格言です。人の真似をして「順張り」で投資をしていると、ついつい高値で株を買ってしまったり、安値で株を買えなかったりするのです。あえて人の反対を行く「逆張り」で投資をすると利益が上がると、先人たちは見抜いていました。

 私がかつて制作に関わったファミコンゲームソフト「松本 亨の株式必勝学」も、この有名な格言で始まります。松本先生からも何度もこの格言を聞かされていたにも関わらず、その後、日興證券に転職した私はこの教えに背いてしまいました。そして、バブル崩壊で大失敗を味わうことになります。

 バブル崩壊前夜の日本は大いに浮かれていました。誰もが株式投資の魅力に取り憑かれ、発売された有名経済誌に掲載された有名評論家の株価予測も、軒並み超楽観的な株高予測でした。銀行も証券会社も、争って自社株式を時価発行増資していました。私も上司の勧めで社内融資制度を使ってまで自社株を買ったのです。

 その前後にどんな悲喜劇が起こったか、図書館で新聞や雑誌のバックナンバーをぜひ読んで学んでください。誰もが同じ意見に傾いた時こそ、勇気を出して反対の意見を述べ反対の行動を取るべき時なのです。

 長い歴史を持つユダヤ人の教えの中にも、多勢の意見に流される「危険な愚行」を戒めた格言があります。それは「多数決で全員同じ意見=満場一致になった場合は、その提案は採択しない」というものです。

 日本では「満場一致」「異議なし」を良しとする儀礼的な採択もよく見られます。しかし、満場一致の時こそ判断を誤りやすく、危険な兆候であると見抜いて警告をしているのです。

 逆もまた真なり。「賛同者が少ないアイディアにこそ大きなチャンスが宿る」という逆転の発想も有効です。

 私も、これまでいくつもの新規事業や新商品開発を体験してきました。しかし、会議で「誰もがいい」と賛同するような商品は、ライバルに先行されたり、商品の陳腐化が速かったりしました。むしろ、賛同者がごく少数しかいない提案の中にこそ可能性が秘められていたのです。

 ですから、人と違う意見を持つことを恥じて、発言をためらう必要はありません。

 誰もが賛成と口を揃える意見にこそ、大きなリスクが隠されているかもしれないのです。むしろ「ここで自分が止めなければ誰が止めるのだ」と、強い使命感を持って欲しいのです。逆に、たとえ少数意見であっても、将来の可能性が見出せたなら、堂々と主張すべきです。

 そんな勇気ある若き社員がどれだけいるかが、明日の組織の活力を示すバロメーターです。リーダーがイエスマンばかりに囲まれて、少数意見に耳を傾けなくなったら危険信号です。

 だからこそ、勇気を持って反論すべき時は、堂々と反論してください。

Posted by 久米 信行 at 19:37 | 第二章コミュニケーション編 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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