まずインターネットで調べないと行動できない[2008年04月13日(Sun)]
Q:まずインターネットで調べないと行動できない
A:ネットに出てない現場でつかんだ一次情報にこそ価値
誰かにお会いする前、メールする前に「ググってウィキして会いに行く」ことの重要性は明らかです。しかし、ネット検索に頼ってばかりでは、いつまでたっても誰かの後ろを着いて行くことになるでしょう。やがて、コピー&ペーストをして誰かの真似をすることがクセになってしまいます。
ですから、「自分が知りたいと感じたこと」が、ネットで調べても詳しい情報が得られない場合には、これこそ「大きなチャンス」だと考えましょう。
この時にやるべきことは、まず3つです。
1 直接、現場を訪ねて取材する
まずは、その「新しい何か」が起ころうとしている現場を訪ねることが大切です。いくら、ネットで読もうと、テレビで見ようと、実際にその場に足を運ばなければ、五感で感じとることはできないのです。
それも、最初は1人で行くのが良いでしょう。誰かと一緒に行くと、その人の意見に左右されたり、見るべき大切な何かを見落としたりするからです。一人なら、予定や順路にも左右されずに「見たいものを見たいだけ見る」ことができるでしょう。
そして、眼に留まったものや気づいたことは何でもデジカメに撮り、メモにも落として、世界で一冊しかない「自分だけの取材メモ」を作りましょう。
2 詳しい当事者に直接尋ねる
現場に行けば、その「新しい何か」に詳しい人に会える確率が高まります。それは、作り手や売り手かもしれませんし、それをいち早く楽しむユーザーかもしれません。
その現場で、輝いている人を見かけたら、ぜひ声をかけてみましょう。自分が好きなことを、初心者に尋ねられて説明する時ほど、嬉しいことはないのです。笑顔で尋ねれば、きっと親切に教えてくれるでしょう。
ここで聞いた生情報は、どんなリサーチ会社に調べてもらった二次情報や、一見意味ありげな統計情報よりも、身にしみて役立つはずです。
3 必ず自分でも試してみる
現場を訪ね、それに詳しい人と出会ったら、次に起こすべきアクションは、自分自身で試してみることです。それが、本当に面白いのか、美味しいのか、楽しいのか、自ら味わってみなくてはなりません。
もちろん、一回や二回では、知識や経験不足で楽しめないものもあるでしょう。しかし、初回に「何かがある」と感じたなら、黙って三回は試してみたいものです。そこで、面白さ楽しさの一端が垣間見えたら、それこそが探求すべき情報であり、広めるべき新商品新サービスの種かもしれません。
これは、なにも新規事業設計や商品やサービスの企画開発に役立つだけではありません。お客様の商品やサービスを良く知って喜ばれるための営業手法としても有効なのです。
このように、ネットで見つけた二次・三次情報ばかりに頼らず、現場に足を運んで自ら味わう一次情報取材の習慣が身につけば、きっと生き方が変わります。好きなもの・こと・ひとが、どんどん増えて、一個人としてのキャパシティも広がるでしょう。そして、街も人生も、今までは気づかなかった輝きを放って見えるはずです。
A:ネットに出てない現場でつかんだ一次情報にこそ価値
誰かにお会いする前、メールする前に「ググってウィキして会いに行く」ことの重要性は明らかです。しかし、ネット検索に頼ってばかりでは、いつまでたっても誰かの後ろを着いて行くことになるでしょう。やがて、コピー&ペーストをして誰かの真似をすることがクセになってしまいます。
ですから、「自分が知りたいと感じたこと」が、ネットで調べても詳しい情報が得られない場合には、これこそ「大きなチャンス」だと考えましょう。
この時にやるべきことは、まず3つです。
1 直接、現場を訪ねて取材する
まずは、その「新しい何か」が起ころうとしている現場を訪ねることが大切です。いくら、ネットで読もうと、テレビで見ようと、実際にその場に足を運ばなければ、五感で感じとることはできないのです。
それも、最初は1人で行くのが良いでしょう。誰かと一緒に行くと、その人の意見に左右されたり、見るべき大切な何かを見落としたりするからです。一人なら、予定や順路にも左右されずに「見たいものを見たいだけ見る」ことができるでしょう。
そして、眼に留まったものや気づいたことは何でもデジカメに撮り、メモにも落として、世界で一冊しかない「自分だけの取材メモ」を作りましょう。
2 詳しい当事者に直接尋ねる
現場に行けば、その「新しい何か」に詳しい人に会える確率が高まります。それは、作り手や売り手かもしれませんし、それをいち早く楽しむユーザーかもしれません。
その現場で、輝いている人を見かけたら、ぜひ声をかけてみましょう。自分が好きなことを、初心者に尋ねられて説明する時ほど、嬉しいことはないのです。笑顔で尋ねれば、きっと親切に教えてくれるでしょう。
ここで聞いた生情報は、どんなリサーチ会社に調べてもらった二次情報や、一見意味ありげな統計情報よりも、身にしみて役立つはずです。
3 必ず自分でも試してみる
現場を訪ね、それに詳しい人と出会ったら、次に起こすべきアクションは、自分自身で試してみることです。それが、本当に面白いのか、美味しいのか、楽しいのか、自ら味わってみなくてはなりません。
もちろん、一回や二回では、知識や経験不足で楽しめないものもあるでしょう。しかし、初回に「何かがある」と感じたなら、黙って三回は試してみたいものです。そこで、面白さ楽しさの一端が垣間見えたら、それこそが探求すべき情報であり、広めるべき新商品新サービスの種かもしれません。
これは、なにも新規事業設計や商品やサービスの企画開発に役立つだけではありません。お客様の商品やサービスを良く知って喜ばれるための営業手法としても有効なのです。
このように、ネットで見つけた二次・三次情報ばかりに頼らず、現場に足を運んで自ら味わう一次情報取材の習慣が身につけば、きっと生き方が変わります。好きなもの・こと・ひとが、どんどん増えて、一個人としてのキャパシティも広がるでしょう。そして、街も人生も、今までは気づかなかった輝きを放って見えるはずです。
Posted by 久米 信行 at 16:25 | 第一章ルーティン編 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)