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2012年04月18日

箱根山ロッジ事業 第2回目の打ち合わせをもちました。



本日、第2回目の打ち合わせ。

このたびご縁があり、当事業には、お二人の素晴らしいプロが
関わってくださっています。
数寄屋づくりを得意とする京都の職人集団「三角屋」の三浦さん、
わが社が立ちあがる前からまちづくりの構想を絵にすることを
お手伝いくださっている「コスピオ」の打越さん。

彼らを交え、毎月1回、打ち合わせの場をもっています。



今回は前回の打ち合わせをうけ、
ロッジのデザイン案を見せていただきました。


思わず、テンションがあがる私たち。
さまざまなアイディアが広がります

地元のお母さん方の手仕事の拠点となる場に・・・
昼間はカフェ、夜はバーで、ゆったり時間を過ごせる空間も・・・
オフィスとしても使う・・・
舞台など作っては・・・
などなど、楽しい話は尽きません。


しかし、今日は合わせて概算予算もしっかりチェックです。
構想をふくらませている楽しい時間から、
一気に現実に引き戻される瞬間・・・。



このロッジ事業を通じて何を果たすか。

一つの“場”ができるので、そこに「集い」が生まれ、
やがて「営み」が生まれ、あるときは「仕事」が生まれ、
あるときは「文化」が生まれる。

まだ事業計画には十分落とし込めていませんが、
単なる宿泊事業で終わらないことだけは確かです。



土地の問題も、人の問題も、
まだまだ懸案事項は尽きませんが、
一つ一つクリアしながら進んで行きます。




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2012年03月15日

気仙材と気仙大工の技を活かした宿泊施設事業、進行中!



陸前高田市には「箱根山」という、右手に広田湾、左手に大船渡湾を望む
素晴らしい眺めの高台があります。
ここに、気仙材を活用し、気仙大工の技を活かしたロッジを建設する事業を進めています。
ベテラン大工に若手大工をつけながら、人材育成も同時に行い、
およそ1年かけて作っていきます。

もともと陸前高田がもつ価値ある資源をいかに見出し、市内外にいかに発信していくか。
そして次世代につないでいくか。
このプロジェクトは「なつかしい未来創造」として特に大切な事業になると考えています。

宿泊施設は、復興住宅のモデルハウスとして位置づけ、
地元の材と地元の技、そして文化をもういちど地元に根付かせる、
ここが最大のポイントだと思っています。

まだまだ課題も山積みではありますが、
プロセスを定期的にお伝えしていきますので、どうか応援よろしくお願いいたします。

▼写真は箱根山からの眺めとプロジェクト会議の様子

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2012年01月21日

ゆいまーる那須を視察しました


グリーンサービス事業の一環で
地元材を使った宿泊施設の参考にと
栃木県那須にある「ゆいまーる那須」さんを
視察しました。

ハード面において、地元八溝杉を使っておられる点も
関心があったのですが、それ以上にソフト面での考え方や
お取組にも大変興味を持ち伺いました。

私たちがお会いしたのはコア施設エリアの高齢者専用賃貸住宅に
住まう方々。
旦那さんを亡くされた方が、おひとりさまの老後を
安心して充実した時間として過ごしたいとして、
東京など都心から移り住んでくるケースが主です。

それ以外にも多世代多機能住宅としてアトリエ付住宅や、農地付住宅のゾーン、
統合医療の機能を備えたスパリゾートエリア、森林酪農エリアも含め、
全体で那須100年コミュニティを形成する、というコンセプトに則って
設計されています。

被災地においても仮設住宅から復興住宅に住まいが移る段階で、
父子家庭や母子家庭、あるいは震災遺児の子どもたちの
問題は暮らしのさまざまな局面で顕在化してくることが予測されます。
そうしたときに、ゆいまーるさんが住環境として実現されている
「血縁を超えた結」の考え方は是非参考にしたいところです。