2月13日、29日と2回にわたり、
「なつかしい未来をカタチに!商品アイディア・ワークショップ」を
開催いたしました。
陸前高田らしいと会社名としても用いた「なつかしい未来」という
コンセプトを陸前高田市内外に発信していくための商品・サービスを
うみだすことが目的です。
地元陸前高田の方々約20名、そして陸前高田市外、主に東京から
ですが遠くは今治から池内タオル社長、大学生やデザイナー、
バイオマスエネルギーの専門家などなど、
ソーシャルビジネス・ネットワークの方々をはじめ約10名にご参加いただき、
合計30名規模のワークショップを2回にわたって開催しました。
1回目は、「『なつかしい未来』と聞いてイメージすることは?」から
始まり、具体的な商品・サービスのアイディアを自由に出し合いました。
「なつかしい未来」のイメージは30人いれば30通り、とてもさまざまに
イメージされていることが分かりました。
(一例をご紹介)
・伝統×バイオテクノロジー
・歴史や土着の風習、伝統を古びさせず新鮮に感じさせてくれる
・人 変えなければならないコト、変えてはならないコト
・神や仏が家にいる生活
・三丁目の夕日×人と人とのつながり
・近代的な建物はないけど洗練されたまち 子どもも旬を知っている
・老人たちの気付きあげた伝統文化の外貨獲得商品化
具体的な商品・サービスのアイディアに至っては50個以上の案が
出されました。
(これも一例を紹介します)
・後継ぎウェルカム「大黒柱募集」
・防災を学べるまちづくり
・地元の美味しい野菜を地元のエネルギー(木炭など)で焼いて出す店
・おじいちゃんおばあちゃんの力を生かした民宿体験
・海外とつながるしくみ、留学生制度
そして、私はこの案を是非カタチにしたい!というものを拾い上げてもらい、
一緒にカタチにしたい人同士でグループを作りました。
結果、次の4つのプロジェクトが誕生です。
・「かわいい子には旅をさせよ!〜都会の子供たちを陸前高田に〜」体験ツーリズムプラン
・気仙大工による気仙杉を使った家づくり
・人々の出番と居場所をつくるライブラリー
・地域商社
この4つのチームごとに、MLなども立ち上げられ、第2回目までに
企画に落とし込む動きとなりました。
つづきは「その2」にて報告します。
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