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2012年07月12日

なつかしい未来創造のホームページができました



なつかしい未来創造、通称「なつ未」のホームページがオープンしました!

設立のあらましやプロジェクトの概況など、ご覧いただけます。

陸前高田の日常をお伝えするTwitterも始めましたので

是非のぞいてみてください。

http://www.natsu-mi.jp


本日をもちまして、なつかしい未来創造につきましては、
新しくオープンしたホームページにてお伝えしてまいります。

昨日で震災後1年と4カ月。
がれきはまだまだ片付かず、だだっ広い緑の原っぱが広がっています。
東日本大震災の月命日である昨日、
ご遺体がまだ見つかっていない方の集中捜索が行われました。
娘さんのご遺体がまだみつからず、前に進めずにいるお母さんのお話しを
以前、伺ったことがあります。
復興にむかい、一歩一歩進む被災地。しかし気持ちの部分はそんなに早くは
動きません。
心の疲れが積み重なり、そうした中で毎日を過ごしていかねばならない日々です。

こうした状況に寄り添い、しっかりと見つめながら、
活動を進めていきたいと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

2012年07月06日

東北復興ギャザリングin陸前高田 開催迫る!



皆さまこんにちは。

来週に迫りました!東北復興ギャザリングin陸前高田。
ただいま申込受付中です!

陸前高田の方々はもちろん、
全国から様々な方々が集う2日間。

一歩一歩歩んでいる被災地の今、
まだまだ困難に直面している被災地の今、
さまざまな“陸前高田の今”をご覧ください。

詳しくはこちら!!
http://www.natsu-mi.jp/shared/pdf/120714-15_gathering.pdf

▼こちらでも少しご紹介です↓
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【申し込み受付中!!】
〜東北から日本の未来を創る〜
一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク主催
「東北復興ギャザリングin陸前高田」
(2012年7月14日(土)〜15日(日))
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<開催概要>
【日程】2012年7月14日(土)/15日(日)
【会場】陸前高田市立竹駒コミュニティセンター(岩手県陸前高田市竹駒町字館44)
【主催】一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク
【共催】なつかしい未来創造株式会社
【後援】環境省、国土交通省、厚生労働省、経済産業省、岩手県、陸前高田市 ほか
【協力】生命環境産業振興協議会、岩手県中小企業家同友会、岩手大学、岩手県立大学、
岩手ネットワークシステム(INS) ほか
【定員】約150名
【参加費】
<2日通し券>
一般(SBN会員・非会員) 10,000円
学生(SBN会員・非会員)  5,000円
<1日券>
一般(SBN会員・非会員) 7,000円
学生(SBN会員・非会員) 3,500円
※現地までの交通費、宿泊費は別途必要となります
(宿泊先:大船渡プラザホテル(1泊7500円)
※当日は、JR気仙沼駅から送迎バスを運行いたします
※陸前高田市・大船渡市・気仙沼市からの参加者は無料にてご案内いたします
【お申し込み】以下のURLよりアクセスいただき、お申し込みください
    www.socialbusiness-net.com/gathering

<3つのみどころ>
◆復興に向けて、産業復興と雇用創出により“なつかしい未来”への道筋を見いだす
◆復興、日本の再生について考える様々なプログラムを展開!
◆東北の今とこれからを世界に向けて発信!
当日のギャザリングは模様をustreamにてリアルタイム配信いたします。会場に来られない方
も被災地からの復興に向けた動き、熱気を体感ください!

<プログラム> 
※今後登壇者のプロフィール等決定次第順次WEBにてご案内致します
【1日目(7月14日)「なつかしい未来フォーラム」】
◆◆◆スペシャルセッション
「被災地から見えた文明国ニッポン(仮題)」
パネラー:
・久保田崇(陸前高田市 副市長)
・河野通洋(株式会社八木澤商店代表取締役社長/なつかしい未来創造株式会社専務取締役)
・斉藤和枝(株式会社斉吉商店 専務取締役)
・中野里美(なつかしい未来創造株式会社)
講師:
・熊野英介(アミタホールディングス株式会社代表取締役会長兼社長/一般社団法人ソーシャ
ルビジネス・ネットワーク副代表理事)

◆◆◆復興まちづくりプレゼンテーション
現在復興に取り組んでいる事業者やNGO、企業の取組を発表頂き、今後これらの取組を自立的
に継続するためのアイデアを共有します。
プレゼンテーター:
 ・公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
 ・一般社団法人 SAVE TAKATA
 ・ソーシャルビジネス・ネットワーク
 ・陸前高田商工会
 ・なつかしい未来創造株式会社 ほか

◆◆◆復興事業を考える講座
 ※現在陸前高田市を中心に取り組んでいる復興関連事業の構想をお話させていただき、
これらの事業の推進や今後の展開、企業や自治体、NPO等による連携の可能性についても
議論致します。
 ※今後、参加者・進行役が決定次第準備ご案内いたします

 ◎セッション1:「自然エネルギー活用講座」
   ・パネラー:佐藤博之(アミタホールディングス株式会社 事業開発東北チーム・チー
ムリーダー)
         長谷川順一(株式会社長谷川建設代表取締役社長/なつかしい未来創造株
式会社取締役)
   ・コーディネーター:大場龍夫(株式会社森のエネルギー研究所 代表取締役) ほか
 ◎セッション2:「なつかしい未来ブランド開発講座」
   ・パネラー:酒井里奈(株式会社ファーメンステーション) ほか
   ・コーディネーター:河野通洋(株式会社八木澤商店代表取締役社長/
    なつかしい未来創造株式会社専務取締役)
 ◎セッション3:「社会や地域を良くする仕事づくり講座」
   ・パネラー:風見正三(宮城大学 事業構想学部 副学部長) ほか
   ・コーディネーター:服部直子(一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク)
 ◎セッション4:「環境や防災を学ぶ観光講座」
   ・パネラー:山本真(公益財団法人キープ協会国際地域事業部) ほか
   ・コーディネーター:田村滿(株式会社高田自動車学校 代表取締役社長/
    なつかしい未来創造株式会社 代表取締役社長)
 ◎セッション5:「防災メモリアル公園づくり講座」
   ・パネラー:(調整中)
   ・コーディネーター:高橋勇樹(陸前高田市青年会議所直前理事長)

◆◆◆伝統的な「気仙町けんか七夕太鼓」の披露

【2日目(7月15日)「なつかしい未来塾」】
◆◆◆復興の考え方を学ぶ教室
 ※テーマ別に車座になり、テーマに対して先進的に実践している事業者と被災地の事業者の
方々を交えて対話を重ね、これからの復興に向けた考え方、哲学を学びます。
 ※今後、参加者・進行役が決定次第順次ご案内いたします

 ◎テーマ1:「誰もが当たり前に働くことができる仕事づくり」
   ・参加者:海津歩(株式会社スワン代表取締役社長) ほか
   ・進行:谷口奈保子(NPO法人ぱれっと 理事)
◎テーマ2:「”なつかしい未来”を実現するライフスタイルを考える」
   ・参加者:池内計司(池内タオル株式会社 代表取締役) ほか
   ・進行:中川芳江(株式会社ネイチャースケープ 専務取締役)
◎テーマ3:「自然や環境を生かしたものづくり」
   ・参加者:岡田贊三(飛騨産業株式会社代表取締役社長)
        長谷川順一(株式会社長谷川建設代表取締役社長/なつかしい未来創造株式
会社取締役) ほか
   ・進行:桑原憂貴(なつかしい未来創造株式会社)
 ◎テーマ4:「千年先の子どもたちに残したいまちづくり」
   ・参加者:山田裕子(NPO法人大阪NPOセンター事務局長)
   ・進行:植木力(株式会社カスタネット代表取締役社長/社会貢献室長)

◆◆◆日本(東北)再生宣言
 ・田村滿
(株式会社高田自動車学校代表取締役社長/なつかしい未来創造株式会社代表取締役社長)

  ★★★終了後、希望者には以下のコンテンツも用意しております★★★
  ●スタディツアー
(被災地及び復興状況の視察及びヒアリング等(陸前高田市街地、生出地区等))

  ●なつかしい未来創造株式会社プレゼンツ
 「糸井さんとゆっくり話そう(仮題)」
  話し手:
  河野通洋(なつかしい未来創造(株)専務取締役/(株)八木澤商店代表取締役社長)
  斉藤和枝(株式会社斉吉商店専務取締役)
  八木健一郎(三陸とれたて市場代表取締役)
  糸井重里(東京糸井重里事務所/ほぼ日刊イトイ新聞)


【お問い合わせ・取材のお申し込み等】
一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク 事務局
担当:飯石・石塚
〒107-0062東京都港区南青山1丁目20番15号 Rock1st 3F
URL:http://www.socialbusiness-net.com/gathering
TEL:03-6820-6300 FAX:03-5775-7671
MAIL:gathering@socialbusiness-net.com

2012年06月28日

近況報告です!



皆さま、すっかりご無沙汰しておりました。
1か月以上もブログが止まってしまい、申し訳ありません!

内閣府のインキュベーション、インターンシップ事業がスタート、
箱根山ロッジ事業の視察、
来月に迫るギャザリングイベントの準備、
などなど、ばたばたしておりまして、
ブログの手が止まっておりました・・・。
申し訳ありません。

今日は一気に近況報告いたします。
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●インキュベーション、第2期ビジネスプラン8月より募集開始!

ソーシャルビジネス・ネットワークと進めている当プロジェクト、
第1期目は募集を締め切り、現在選考中です。
そして、第2期もスタート!8月より募集開始です。
 詳細はコチラ

●インターンシップ、現在参加者大募集中!

今年も暑い夏がやってきます。昨年より実施地域、受入事業者さん、
募集対象エリアを拡大して展開します!
現在各大学にて説明会実施中です。
 詳細はコチラ

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●明治学院大学生とのコラボ「かわいい子には旅をさせよ」
プロジェクト進行中!

DSC_0278kawaiiko.JPG

このブログでも報告しましたが、なつかしい未来ワークショップより
生まれたいくつかの地元発プロジェクトのひとつ、
「かわいい子には旅をさせよ」チームが明治学院大学生を中心に
動いております。
8月に東京在住の子どもたちを対象に、陸前高田へのツアーを開催。
現在、ワークショップメンバーを中心に、岩手県北観光さんやHISさん
にもプロとしてのアドバイス、ご協力を得ながらツアー実施に向け
準備中です。
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●箱根山ロッジ事業
宿泊という手段もあわせもちながら、教育事業を展開したり、
癒しの事業を展開していたり、新しい暮らし方を提案している場所を
次々に視察中。
わたしたちが今陸前高田で何を目指すのか。
もう一度原点にたちかえり、構想を練っております。


・馬との共生、自然との共生を体感できる
遠野「クイーンズメドウ・カントリーハウス」
DSC_0355QMCH.JPG

・清里の伝統あるキープ協会
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・素人集団が強み「お宿 なごみ野」
IMG_2713なごみの.JPG

・ヨガやマクロビオティっくで人間の持つ機能を回復
「穂高養生園」
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●7月14日15日に陸前高田で開催!「東北復興ギャザリング」

こちらは次のブログでご案内を掲載します。

2012年05月15日

ビジネスプランコンペ募集スタートしました!




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ふるさとは負けない!
東北仕事復興リーグ

被災地の未来を創るビジネスプラン、大募集!
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わが社のさまざまな事業のパートナー、
一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク
主に気仙地域を対象とした「ビジネスプランコンペ事業」を
実施することとなりました。


新たに起業(NPO設立などもあり)もしくは、
既に立ち上がっている企業・団体で新規事業立ち上げを
考えておられる方を対象に、
ビジネスプランに通過すると支援金最大250万円とプロのアドバイスサービスを
ご提供する、という内容の事業です。

なつかしい未来創造株式会社も連携団体のひとつとして、
当事業を運営しています。


ビジネスプラン募集は本日5月15日〜です。
(第1期、第2期とある中で、第1期分です。)



まずは説明会を5月に高田で開催、
応募用紙の書き方相談会なども別途設けられます。

ご関心ある方々はこちらのサイトもどうぞ↓

●事業概要詳細はこちら↓
http://sbncollege.com/

●説明会についてはこちら↓
http://sbncollege.com/pdf/news_120515.pdf



2012年04月18日

箱根山ロッジ事業 第2回目の打ち合わせをもちました。



本日、第2回目の打ち合わせ。

このたびご縁があり、当事業には、お二人の素晴らしいプロが
関わってくださっています。
数寄屋づくりを得意とする京都の職人集団「三角屋」の三浦さん、
わが社が立ちあがる前からまちづくりの構想を絵にすることを
お手伝いくださっている「コスピオ」の打越さん。

彼らを交え、毎月1回、打ち合わせの場をもっています。



今回は前回の打ち合わせをうけ、
ロッジのデザイン案を見せていただきました。


思わず、テンションがあがる私たち。
さまざまなアイディアが広がります

地元のお母さん方の手仕事の拠点となる場に・・・
昼間はカフェ、夜はバーで、ゆったり時間を過ごせる空間も・・・
オフィスとしても使う・・・
舞台など作っては・・・
などなど、楽しい話は尽きません。


しかし、今日は合わせて概算予算もしっかりチェックです。
構想をふくらませている楽しい時間から、
一気に現実に引き戻される瞬間・・・。



このロッジ事業を通じて何を果たすか。

一つの“場”ができるので、そこに「集い」が生まれ、
やがて「営み」が生まれ、あるときは「仕事」が生まれ、
あるときは「文化」が生まれる。

まだ事業計画には十分落とし込めていませんが、
単なる宿泊事業で終わらないことだけは確かです。



土地の問題も、人の問題も、
まだまだ懸案事項は尽きませんが、
一つ一つクリアしながら進んで行きます。




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2012年04月16日

対話の時間


ある方とお仕事をご一緒できるかどうかを決めるために、
お互いに知り合う時間を約2日間かけてもちました。


たくさん考えさせられる時間でした。

まだ咀嚼中・・・。



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2012年04月09日

4月に入りました!役員会も力、入っています



4月に入りました。
陸前高田もときどきとても暖かく、春がもうすぐそこまで、です。

本日は役員会。
昨年までは構想を考える時間でしたが、今年は動かす時間。

自然資本タウン事業では、森林再生、林業再生のために、
これまでに高田になかった木材商品づくりのラインをつくろうと
進めています。
そして地元の方々にも、地元材を活用する意義について伝えて行く機会を
設ける計画です。


伝統技術革新事業についても、なつかしい未来 を伝えるための商品を
開発していきます。
今地域にあるものを、今求められるものにモデルチェンジしていく。
それを地域の人たちと外の人が一緒になって進めて行く、
その枠組みをつくろうとしています。

グリーン・サービス事業は、宿泊施設の準備を進めています。
じわじわと骨格が固まりつつあります。
これについては追々、細かくレポートしていきます。

けせん社会的企業人材育成事業は、内閣府のインターン、インキュベーション
事業によって、次の時代を担う人材を育成していく拠点をつくろうと
しています。


いずれの動きも、何を高田に残すか。
1000年続くまち、に想いを馳せ、
今、この瞬間どう動くか。

5月から、自然資本タウン事業と人材育成事業が本格始動していきます。
どうぞ応援よろしくお願いします!

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2012年03月29日

これからの社会を担う人材が育つ場所としての陸前高田



「社会企業家が育つまち陸前高田を目指したい」

地元で200余年続く味噌・醤油醸造蔵「八木澤商店」の9代目社長、
河野通洋氏(わが社の専務)がこのように言いました。
なぜか。それは、この何もなくなった高田だからこそ、
社会企業家が求められており、その力が発揮されると。

以前、陸前高田でお会いする方々が皆さんどなたも素晴らしい方々だが
それはなぜか、と聞いたところ、
「年齢は関係なく、みんな互いに学び合う関係があるからかもしれない」
という答えが返ってきたことがありました。

確かに、専門家を招くとものすごい集中力でメモをとられ、
分からないことは全部聞く、という姿をたびたびお見かけします。
また、中小企業家同友会という中小企業のネットワーク組織があり、
そこでは自社の決算書をフルオープンにし、みんなで一緒に考え
指摘しあったり助け合ったりする習慣があるのだとも聞きます。
インターン事業でお世話になった際も、インターン受入企業の社長自ら、
被災後間もない大変な状況下、インターン生の人生相談に対し、
自分にも勉強になる、と毎晩遅くまでお付き合いくださいました。

ある方が「これからの社会を担うのは『人と人』『人と自然』『人と未来』、
この関係を築きながら生きていける人なのではないか」とおっしゃいました。
私は「陸前高田にはその関係性を感じたり学ぶ場としてなんて適しているのだろう」と
思います。

高田の人々は、人と人との関係を「信頼」を軸に築き、とても丁寧に
関係を育てていきます。
陸前高田には、自然と共生して暮らす地域「生出」(おいで)という場所があり、
そこを中心に自然界の一員としての人間、という考え方が静かに存在しています。
高田は、今回の震災・津波被害により、未来のことを誰もがどうしたって考えずには
いられない場所です。

これからの社会を担っていく人材が育つ。
陸前高田はその可能性に満ちた場所だと思います。

この場所で、どう人を育てていきうるか、大きな試みに挑みたいと思います。

2012年03月23日

地元材の市場をつくり林業再生を目指します


陸前高田の北部に位置する大船渡市に大規模な合板工場がありましたが、
このたびの被災により撤退したために、地元の林業者にとって新たな市場を開拓することが
緊急課題となっています。

そこで、市とともに新たな製品開発に動き、地元材が市内外に流通する仕組みをつくる
プロジェクトをスタートすることになりました。

家具や内装材に付加価値を付けて売っていく、これにより陸前高田に木材需要を
生むとともに、デザインや製造技術を育てていく機会につなげていきます。

先日行ったワークショップ(このブログでもご紹介しました)でのアイディアも
組み入れながら事業を組み立てていきます。

また新たに、地元の方々とも一緒に地元材の価値や林業の現状について学ぶ機会をつくる場も
設けます。

ひきつづき、商品の製造過程や事業の進捗状況について報告していきますので
お楽しみに!

2012年03月15日

気仙材と気仙大工の技を活かした宿泊施設事業、進行中!



陸前高田市には「箱根山」という、右手に広田湾、左手に大船渡湾を望む
素晴らしい眺めの高台があります。
ここに、気仙材を活用し、気仙大工の技を活かしたロッジを建設する事業を進めています。
ベテラン大工に若手大工をつけながら、人材育成も同時に行い、
およそ1年かけて作っていきます。

もともと陸前高田がもつ価値ある資源をいかに見出し、市内外にいかに発信していくか。
そして次世代につないでいくか。
このプロジェクトは「なつかしい未来創造」として特に大切な事業になると考えています。

宿泊施設は、復興住宅のモデルハウスとして位置づけ、
地元の材と地元の技、そして文化をもういちど地元に根付かせる、
ここが最大のポイントだと思っています。

まだまだ課題も山積みではありますが、
プロセスを定期的にお伝えしていきますので、どうか応援よろしくお願いいたします。

▼写真は箱根山からの眺めとプロジェクト会議の様子

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