• もっと見る

2025年01月31日

【報告】【1月Share会議】廃園活用事業について考える

みんつくでは「Share会議」 と称し、
地域の課題を発信・発見する場を提供しています。

1月のShare会議は、
「廃園活用事業について考える」。

旧岡山市立旭竜幼稚園を拠点に、乳幼児親子や子どもの居場所、多世代交流イベント等を企画されている「NPO法人 まんなか」 代表理事の岡田さんにご登壇いただき、
まんなかさんの活動を事例に、廃園活用の現状や課題、今後について、みなさんと一緒に意見交換等を行いました。


―――――

【概要】
日 時:2025年1月30日(木)
     10:00〜12:00

場 所:旧岡山市立旭竜幼稚園
    (岡山市中区中島50−1)

発表者:NPO法人 まんなか
     代表理事 岡田さん

【内容】
・NPO法人まんなか 活動紹介、課題共有
・廃園活用事業の課題と可能性について
・その他、まんなかの事業について


―――――

当日は、12名+お子さん2名の方にご参加いただきました。
まんなかの関係者の方々をはじめ、
岡山NPOセンター 高平さんにもご参加いただき、情報提供等いただくことができました。

場所も、まんなかさんが日ごろ活動をされている
旧旭竜幼稚園の一室をお借りして開催!
アットホームなあたたかい空間で、意見交換・情報交換することができました。

IMG_1984.JPG



開会のご挨拶とShare会議のご紹介をみんつく 森田からさせていただいた後、
NPO法人 まんなか 岡田さんより、団体の活動理念や内容についてご紹介いただきました。

まんなかさんは、
旭竜学区の乳幼児〜小学生の子どもたちやその親御さんが
安心して気軽に集い、つながれる場所を作ることを目的に活動されています。

活動場所は約5年前に廃園となった旧旭竜幼稚園。
もともと幼稚園として、地域の方が集う場所にもなっており、
外遊びも室内遊びもできることから、絶好の活動場所になっています。

しかし一方で、この廃園での活動には現在も色々な制約があり、
毎回使用料を支払いながらの利用であったり、
いつまで使えるか不透明であったりと、運営面での課題も・・・。


今回のShare会議では、
まんなかさんの事業方針の整理・確認をしながら、
施設の管理者である岡山市の事情やルール、
活用できそうな制度やそのハードルなど、
現時点での情報や条件を共有・整理し、すり合わせていくことで、
今後団体として取り組んでいく方向性を検討していきました。

その中で、「廃園活用」についても
岡山市内では事例が少なく、あまり明確なルールが設けられていないことなど
さまざまな課題やハードルも見えてきました。


こうした話し合いを通して、これから団体として、
旧旭竜幼稚園の継続的な活用を目指した働きかけをしていくと同時に、
地域内の他の場所でも活動ができるつながりやノウハウを築いていくことで、団体の活動を持続可能なものにしていくなど、
今後の方針についてもみなさんで意見を出し合うことができました。


―――

今回の会では、日ごろからまんなかさんの活動に参加されたり
ボランティアスタッフとして関わっておられる方にも多くご参加いただき、
「はじめて知ったことがたくさんあった」
「いままで運営のことは全く知らなかったが、これからは一緒に考えていきたい」
といったお声も聞くことができました。


改めまして、ご参加いただいた皆様、
準備やご発表等いただいた岡田さん、ありがとうございました!


旧旭竜幼稚園も、地域のみなさんが協力しあって整備されている
とてもステキな場所ですので、
皆さんぜひ、まんなかさんの活動にも足を運んでみてください♪


―――――


みんつくでは今後もオンラインも含め様々なイベントを開催していきます。

ぜひご参加ください!


みんつくHPはコチラ

http://mintuku.jp/


つなぐ、つたえる、シェアをする

2025年01月28日

【報告】【1月ツクる日】ももたろう基金 活動報告シンポジウム

みんなでつくる財団おかやまでは、「ツクる日」と称し、

毎月29日頃に、自分も楽しく、周りも楽しく、

社会にいいことを考えたり、アクションする日として企画を開催しています!



1月のツクる日は
『ももたろう基金 活動報告シンポジウム』!

平成307月豪雨(西日本豪雨)おける災害支援基金「ももたろう基金」について、
全助成事業の終了に伴い、活動報告を行うシンポジウムを下記のとおり開催いたしました。



―――――


   『ももたろう基金 活動報告シンポジウム』


【 開催概要 】

日 時:2025年1月26日(日) 14:00〜16:00


場 所:FLCB + オンライン(Zoom


内 容:

 ・ももたろう基金 活動報告、報告書紹介

 ・ももたろう基金 助成団体パネルディスカッション

 ・今後の災害対応について(みんつくの取り組み紹介)


パネルディスカッション 登壇者紹介.jpg


備 考:本事業は「令和6年度 総社市市民提案型事業」として実施しました。



ーーーーー

当日は、現地・オンライン合わせて33名の方にご参加いただきました。
S__21471261.jpg

―――

まずは、みんつく代表理事 赤木より開会のご挨拶をさせていただきました。

IMG_1972.JPG

ーーー

続いて、みんつく事務局長 森田より、
この度作成した「ももたろう基金 最終報告書」をもとに、ももたろう基金の活動実績やその運営等についてご報告させていただきました。

報告書はこの場が初お披露目でした!
報告書ビジュアル.png

ももたろう基金では、最終的に
 寄付者   680名  寄付額 49,155,309円
 助成決定 100事業  助成額 44,481,000円
のご寄付をいただき、助成することができました。
改めて、関わっていただいた全てのみなさまに感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

今回作成した報告書では、
活動の実績をご報告することはもちろんですが
今後起こり得る災害に備えて、みんつくの経験やノウハウを次につなげる・残すことを目的に作成しております。
助成団体や中間支援組織の方だけでなく、NPO、行政、専門家、地域の方々、みなさまにとって参考にしていただける1冊になっているのではと思いますので、
またぜひご一読ください!


―――


そして、会の後半はパネルディスカッション!
ももたろう基金 助成先団体の中から代表して3団体のみなさまと、みんつく理事(発災当時:専務理事)の石田がパネリストとして登壇し、当時を振り返りながら今後について、意見交換をする場となりました。
会のコーディネーターは、みんつく専務理事(発災当時:代表理事)の大山が務めました。

(パネリスト)
    副代表理事 多田 伸志さん
    代表 ボウズ 満恵さん ※オンライン参加
    理事長 安藤 希代子さん
    理事 石田 篤史 ※オンライン参加

(コーディネーター)
・公益財団法人 みんなでつくる財団おかやま
    専務理事 大山 知康

S__21471267.jpg

自己紹介も兼ねて、パネリストのみなさんから団体や活動の紹介をいただいた後、パネルディスカッションへ。


最初のテーマは『災害支援活動時の団体内部の状態について』。
団体の意思決定や役割分担(事務作業等含む)など、当時の団体内の様子についてお話しいただきました。

実際に取り組んだ活動や実績だけでなく、その裏では、
・被災して地域の連絡会のメンバーと約1か月連絡がとれなかった
・支援活動をはじめた当初は団体内でメンバー間に温度差があった
・被災された方の連絡先を把握できていなかったり、
 支援を遠慮されたりでニーズ把握や支援を届けることが難しかった
・とにかくやらなきゃ!の思いで申請した複数の助成金が全て採択になり、
 事業の線引きや会計処理が煩雑になった
など、みなさんが様々な苦労やジレンマを感じながら、とにかく被災された方・地域のために、必死に活動をしてこられた様子や思いをお聞きすることができました。

また、そうした状況の中で、スピード感をもって柔軟に、テーマ・フェーズに応じて何回も助成を出していた「ももたろう基金」は、本当にありがたかったというお声もいただきました。

改めて、地域にコミュニティ財団があることや、災害支援基金の意義を感じるとともに、
全国からの支援も受けながら、本当にたくさんの方が連携し、復旧・復興が進んできたんだなということを実感しました。


そして続いてのテーマは『災害に備える上で、日ごろから必要なことは?』。
テーマ@も踏まえて、災害を経験して変わったことやいま取り組んでいること、大切にしていることなどをお話しいただきました。

・日頃からの連絡会の存在が本当に大きかったので、いまも継続して、
 顔の見えるつながりを楽しく作っていける場づくりを意識して取り組んでいる
・日頃生活や団体の活動に、防災の視点を取り入れるようになった
・「近所の人とのコミュニケーション」や「受援力」「自分のご機嫌取りの方法を知っておく」
 など、モノの備えだけでなく、ココロの備えの大切さに気付き、
 防災イベント等で伝えている
・専門性や活動エリア、男女比など、
 組織として必要と思う役割を意識した役員構成にしている

など、みなさんの経験を踏まえた現在の取り組みや考えもお聞きすることができました。
どれもやはり共通するのは「人」とのつながりを大切にすることで、中間支援やNPO以外のみなさんにとっても通じる内容だと思います。
顔が見える関係性をつくっていくことは、大切と分かっていてもなかなか難しいですが、「あいさつをする」や「定期的な場をつくる」「日頃の活動や役員構成に組み込む」など、
平時から意識できるルールや仕組みづくりが有効であることもみなさんのお話しをお聞きしながら感じました。


最後に、パネリストのみなさんからメッセージをいただき、パネルディスカッションは終了しました。
なお、今回パネルディスカッションへご登壇いただいた3団体のみなさまにつきましては、
「ももたろう基金 最終報告書」へインタビュー記事も掲載しております!


―――

そして最後に、現在、防災や被災地支援としてみんつくで取り組んでいる活動等について、みんつく事務局長 森田よりご紹介させていただきました。

【みんつくの今後の取り組み紹介】
・他のセクター団体との連携
・ハブ機能強化
・みんつくOB/OGネットワーク構築
  → これまでのスタッフや関係者と定期的に集まり、
    非常時の対応のルールや役割の確認、情報共有等を実施
みんつく災害支援基金(常時寄付募集中!)
  → 2025年3月29日(土) @岡山市北区北長瀬 予定


―――

みんつく前代表理事 浅野よりご挨拶させていただき、
本シンポジウムは閉会いたしました。
880b27ff-ab70-4328-9fd7-b5861a5e32ca.jfif


パネルディスカッションへご登壇いただいた皆様、
当日ご参加くださった皆様、
「ももたろう基金報告書発刊 記念寄付」へご寄付いただいた皆様、
そしてももたろう基金に関わってくださったすべてのみなさまに感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


これからも、ももたろう基金の経験を次につなげられるよう、
引き続き取り組んでまいりますので、
どうぞ今後ともみんつくの活動への
ご理解とご協力、ご参画のほど何卒よろしくお願いいたします。




当財団についてもっと知りたい方はみんつくHPをご覧ください。

http://mintuku.jp/

-----------------------------------------------------

メール:info@mintuku.jp

電話(直通):0866-31-5530


つなぐ、つたえる、シェアをする

みんなでつくる財団おかやま

-----------------------------------------------------

2025年01月21日

【案内】【1月Share会議】廃園活用事業について考える

みんつくでは「Share会議」 と称し、
地域の課題を発信・発見する場を提供しています。


1月のShare会議は、
「廃園活用事業について考える」。

旧岡山市立旭竜幼稚園を拠点に、乳幼児親子や子どもの居場所、多世代交流イベント等を企画されている「NPO法人 まんなか」さんをゲストにお迎えします。

まんなかさんの活動を事例に、廃園活用の現状や課題、今後について、みなさんと一緒に考える機会とします。
まんなかさんの取り組みを知っていただくことはもちろん、今後ついて意見交換等させていただき、活動をより発展させていくきっかけにできたらと思っています。

廃園活用事業や子育て支援事業等をされている方はもちろん、
ご興味がある方、話だけでも聞いてみたい方、どなたでもご参加OKです!
みなさまのご参加お待ちしております!


―――――

【概要】
日 時:2025年1月30日(木)
     10:00〜12:00

場 所:旧岡山市立旭竜幼稚園
    (岡山市中区中島50−1)

参加費: 無料

【内容】
・NPO法人まんなか 活動紹介、課題共有
・廃園活用事業の課題と可能性について
・その他、まんなかの事業について


【参加申込】
下記@Aいずれかの方法でお申込みください。
 @Facebookイベントページへ「参加」ボタン
 A「info@mintuku.jp」まで、下記項目をメール
  [ご所属・お名前・ご連絡先・参加希望の旨]
  ※複数名ご参加の場合は、参加者全員分ご記入ください。


―――――


みんつくでは今後もオンラインも含め様々なイベントを開催していきます。

ぜひご参加ください!


みんつくHPはコチラ

http://mintuku.jp/


つなぐ、つたえる、シェアをする