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2023年05月18日

【報告】【5月Share会議】福祉のチャレンジを応援する仕組みA

みんつくでは「Share会議」と称し、
地域の課題を発信・発見する場を提供しています。


5月のShare会議は
『福祉関連の取り組み・チャレンジを応援できる仕組みA』について!
4月に実施した、くらしき支援LABOさんの
「福祉分野の様々な課題に対する取り組みやチャレンジを応援できる・してもらえる仕組みがほしい!」
という想いをカタチにする場、第2弾です!

※4月のShare会議についてはコチラ


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【概要】

日 時:2023年5月15日(月)
     19:00〜20:30
場 所:虹色商店(倉敷市東町1-24)
内 容:
 ・若手チャレンジ企画発表
 ・意見交換
 ・くらしき支援LABOの目的整理

★発表者:NPO法人 彩 吉信さん


★「くらしき支援LABO」
倉敷市内を中心に、障がい者の人生の多様な支え手が参画する
プラットフォームづくりを目指すプロジェクト。

プロジェクトリーダー:安藤 希代子 さん
  (認定NPO法人 ペアレント・サポートすてっぷ 理事長)

外部チームリーダー:佐藤 将一 さん(NPO法人 彩)


―――――


イベントには、7名の方がご参加くださいました。

まずは、前回のShare会議の振り返りと、今回の目的共有。

前回のShare会議では、
「お金も大切だけど、実際に若手が考えを発表・共有できる場や、それをカタチにできる仕組みも必要!」という話に。


そこで、今回は、
「こんなことしたい!」という想いのある若手の方に、
実際にアイデアを発表していただき、
それをカタチにするために、参加者全員で考える場としました。

※ちなみに、「若手」=35歳以下が目安かな〜という話になりました(笑)



くらしき支援LABOさんの目指す
『福祉関連の取り組み・チャレンジを応援できる仕組み』の第1弾モデル企画として、
NPO法人 彩の吉信さんに、
「障がいのある方にも気軽にライブハウスへ行って、音楽(ロック)を聞いてほしい!」
という想いと企画構想をご発表いただきました。


ご自身の経験からくる動機や、現状の課題、目指す将来像など、
発表について参加者全員から
質問や意見をもらうことで、思いの深掘りをしていきました。

IMG_5504.JPG

そして実際に、企画実現に向けて動きだすことが決定きらきら

吉信さんの発表を聞いて、
参加者の中からも一緒にやりたい!合いそうな人がいるから紹介する!
などの声もあり、実現に向けて早くも動き出す予感たっぷりの会でした。


何より、吉信さんご自身が、
「最初はこんなこと言ってもいいのかと怖かったが、なんでも言っていい、否定されない場で、嬉しかった」
「安藤さんや佐藤さんをはじめ、他の人に意見をもらえて、色々と不安だったことが解消された」
「くらしき支援LABOさんのこれまで積み重ねてきた 実績やノウハウ、コネクション等でサポートしてもらえることで、企画のハードルがとても下がった」
といった前向きな感想をお話くださいました。


これからの「くらしき支援LABO」さんの取り組みのヒントも詰まった会になりましたきらきら

IMG_5503.JPG

吉信さんの「ライブハウス企画」は
企画の進捗もSNS等で発信しながら進めていくとのことでしたので、
くらしき支援LABOさんの仕組みづくりと合わせて
今後の動向を要チェックです目きらきら



ちなみに・・
今回のShare会議の会場も前回に引き続き「虹色商店」さん。
倉敷市の美観地区にある「カフェと雑貨」のお店で、

店内には、障がい者施設の作業所で作られた素敵な雑貨や絵画が並んでいます。

 

今回も素敵作品に囲まれながら、意見交換を行いました!


―――


みんつくでは今後もオンラインも含め様々なイベントを開催していきます。

ぜひご参加ください!


みんつくHPはコチラ

http://mintuku.jp/


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「みんなでつくる財団おかやま」
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2023年05月01日

【報告】【ツクる日】みんつく子ども基金助成事業「今日も明日も負け犬。」自主上映会(主催:ふわさぽ倉敷)

みんなでつくる財団おかやまでは、「ツクる日」と称し、

毎月29日頃に、自分も楽しく、周りも楽しく

社会にいいことを考えたり、アクションする日として企画を開催しています!


4月のツクる日は、
仲間のいる不登校の親の会 ふわさぽ倉敷さん主催の企画
「今日も明日も負け犬。」自主上映会!

こちらは、「みんつく子ども基金」の2022年度助成事業であり、
みなさまからいただいたご寄付を活用し、実施されました。


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【 概 要 】

「今日も明日も負け犬。」自主上映会

日 時:2023年4月30日(日)
   @10:00〜  A13:30〜

場 所:くらしき健康福祉プラザ5階ホール
   (〒710-0834 岡山県倉敷市笹沖180)

参加費:無料

内 容:
「起立性調節障害」当事者である女子高生が監督となり、
自らの経験をもとに製作した映画。
脚本や出演を含め、撮影は全て同世代の学生で行った。


▼チラシ▼
チラシ.jpg

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「起立性調節障害」をご存知でしょうか??

「起立性調節障害」とは、
自律神経のバランスが乱れ、血液が脳や体に行き渡らずに頭痛や倦怠(けんたい)感、不眠などに悩まされる症状で、成長期の10代に多くみられます。

具合が悪くて朝起きられず、遅刻や不登校の一因にもなり得るものですが、
その知名度はまだまだ低く、周囲からはなかなか理解が得づらいのが現状です



今回の映画監督である西山さんも、
この症状に悩まされた(ている)当事者のお一人です。

様々な困難と向き合ってきた女子高生監督の、
「自分の人生を映画化する」という夢をもとに、

監督、脚 本、キャスト、スタイリスト、AD、メイキングなど

全てが学生の期間限定チームによって制作された映画です。




上映会は、本編(63分)とドキュメンタリー(32分)の2部構成。


本編では、「起立性調節障害」の発症から映画製作に至るまでの

監督自身の経験や苦労、前を向くきっかけなどが描かれており、

周囲から理解されないことの辛さや、

周りにいてくれる人の存在の大切さなど、

当事者だけでなく、その周りの人にとっても気づきや学びがある、素敵な映画でした。



メイキングでは、

映画の作り方すら知らない学生が集まって、

困難を乗り越えながら1本の映画を作り上げていく過程が描かれていました。


・みんな初心者、初対面からのスタート

・学生だから、撮影許可がもらえない

・コロナ禍での活動  ・・・


何より、監督自身、

闘病しながら、過去の辛い経験と向き合いながらの撮影。


制作メンバー全員の熱い想いと、チャレンジする姿勢、みんなで成し遂げる達成感、、

とても前向きなエネルギーが全面に伝わってきました。


「起立性調節障害」について知ることができるだけでなく、

いまを生きること、全力でチャレンジすることの大切さを改めて教えてもらい、

チャレンジする背中を押してもらえる作品でした!



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会場には、午前・午後合わせて200名以上のご参加がありました。

「起立性調節障害」への理解やチャレンジの輪が広がっていく

きっかけになるイベントだったように思いますきらきら



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