公益財団法人みんなでつくる財団おかやまでは、
「Share会議」 と称し、
毎月19日ごろに地域の課題を発信・発見する場を提供しています。
「Share会議」 と称し、
毎月19日ごろに地域の課題を発信・発見する場を提供しています。
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7月のShare会議は、「フードシェアリングジャパン」の成田さんに、海外(ヨーロッパとオーストラリア)のフードバンク事情についてお話しいただきました。
【概要】
日時 : 2020年7月16日(木)19:00〜20:30
開催方法 : zoomによるオンライン開催
内容 : フードシェアリング(フードバンク)について考える
まず初めに、成田山の普段の活動の紹介からスタートしました。
成田さんの活動については「フードシェアリングジャパン」に詳しく掲載されています。
つづいて、新型コロナウィルスの影響が出る前の今年の1月に訪れた、イギリス・ドイツ・デンマーク・オーストラリアの事例を紹介していただきました。
イギリスでは、プロサッカーチームのホーム地の多くにフードバンクがあり、ホーム地での試合の時に食品や寄付を募っているのだそうです。
支援対象者の情報(支援が必要な理由など)がきちんと把握・管理されているということです。
ドイツではフードシェアリングとフードバンクのそれぞれが、国内全域にわたって活動をしているそうです。
またオーストラリアには無料のスーパーがありボランティアがマンツーマンで立ち会って、必要な食品を選ぶことができる仕組みがあるなど、印象的な話を聞くことができました。
いずれの国においても、団体運営のルールと仕組みがしっかりしており、特に配分に関するルールをきちんと決めることで揉め事を減らす工夫がされているという印象を受けました。
団体によって「環境問題」「困窮者支援」など取り組みの中心は異なりますが、いずれも多くのボランティアによって支えられていて、地域に根差した活動になっているという印象だったそうです。
成田さんの発表の後、参加者で意見交換を行いました。
岡山県内の状況や、活動をする上での課題(衛生面などのリスク管理)に関する話題が出ました。
今回は内容が盛りだくさんで、大変活発な意見交換が行われました。
そこで、今年度中にもう一度このような場を持つことと、興味のある人に成田さんの活動を紹介していこうということで、Share会議は終了しました。
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このように、今後も毎月19日ごろにShare会議を開催していきます。
(当面はオンライン開催)
そこで、会議での発表団体を募集しています。
団体の取組についてともに考える機会として、ぜひご活用ください。
発表希望者は、みんつく事務局まで相談ください。
平時の活動相談でもOKです。
※相談は、メールや電話をご活用ください