みんなでつくる財団おかやまでは、
「+1セミナー」と称し、1歩を踏み出してステージをあげることを目的としたセミナーを
毎月9日頃に開催しています。
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12月の +1セミナー は、「公益活動の運営費の確保どうしてますか?」と題して、町内会、NPO、ロータリー、公益法人など、いろいろな団体の運営費の確保の種類について考えるとともに、みんつくを事例に運営費の確保についてお話しする機会として開催しました。
【概要】
日 時 : 2020年12月14日(月) 12:00〜13:00
開催方法: zoomによるオンライン開催で、参加者は合計6名でした
セミナー前半は、参加者から「資金調達について初心者なので勉強したい」、「自団体の取り組みを考えたい」、「地域のことを考えたい」などの参加動機を共有してもらった後、当財団の理事である石田篤史より、町内会、NPO、公益法人の運営費の確保に関する話題の提供がありました。
まずはじめに、資金調達を考える前の流れには下記の3STEPがあるとのことでした。
STEP1 「ミッション!」をはたすために必要な仲間
STEP2 本当に必要なものは何か考える
※お金?モノ?ヒト?
STEP3 その調達の種類を考える
これらは一見簡単そうではありますが、このSTEPの中でも、短期的なプロジェクトであれば物々交換による調達も可能であるが、長期的な事業にはあまり向かないなど、検討すべき事項が数多くありました。
セミナー後半では、主な資金調達として、それぞれ具体例やメリット・デメリット、適切なタイミングと共に下記が紹介されました。
・事業収入
・融資
・個人からの借り入れ
・投資
・補助金
・助成金(民間)
・委託(行政)
・寄付金、会費
・クラウドファンディング
クラウドファンディングは価値交換のツールと紹介されていましたが、価値交換を成り立たせるためには、「誰に声をかけるのか」、「どのように声をかけるのか」、「受益者は誰か」、「誰に関わって欲しいのか」など、考慮すべき点が沢山あるのだと実感しました。
その後は、参加者による質疑応答や感想などをお互いに話し合う時間をとりました。
実際に団体を運営されている参加者の方から相談をいただき、具体例に沿って理想的な運営費の確保の方法について意見交換が行われました。
12/13の時点で、岡山県内の感染者も日ごとに増えています。
気温が低くなって換気が難しくなったり、空気の乾燥によって新型コロナウィルス以外の感染症にも罹りやすい季節になってきました。
第二波・第三波の到来ともいわれている今の状況ですが、「新しい生活様式」を一人一人が心がけ、万が一身近で感染した人が出ても冷静に対応して、お互いに気を付けて過ごしていきましょう。