平成26年8月20日に発生した広島土砂災害により
お亡くなりになられた方へのご冥福を心よりお祈りすると共に、
被災した方々にお見舞い申し上げます。
毎月9日は「+1セミナー」!!
一歩すすめてステージをあげることをコンセプトに
毎月様々なテーマでセミナーを開催しています。
9月のテーマは、防災月間ということで、
「土砂災害・防災」についてセミナーを行いました。
平時に何をしておくべきか、そして非常時には何をすればいいのかについてを考え、
今回は以下の3点を中心にお話しました。
↓↓↓
@土砂災害警戒区域
Aハザードマップ
B地域内でのルールについて
@ 土砂災害警戒区域
土砂災害防止法に基づくもので、土砂災害の恐れがある箇所を
「土砂災害警戒区域」として指定しています。
岡山県内だけでも、1409箇所あるそうです。
参照@「岡山県 土砂災害警戒区域等指定箇所一覧表」
http://www.pref.okayama.jp/doboku/sabo/dosha_map.html
参照A「おかやま全県統合型GIS」
http://www.gis.pref.okayama.jp/map/top/index.asp
A ハザードマップ
ハザードマップとは、災害の危険度を地図上に表したものであり、
地域のおける災害に対する備えの強化、
住民の災害時の避難や危険回避などの自主的な行動を支援することを
目的に作成されたものです。ハザードマップは各市町村で作成されているため、
日頃から地域の災害危険性を認識し、災害発生時には迅速な避難行動や
災害応急対応を行えるよう、 自分の地域のハザードマップを
確認しておく必要がありますね。
参照「岡山県防災危機管理課 ハザードマップ一覧表」
http://www.pref.okayama.jp/page/detail-27327.html
B地域内でのルールについて
皆さんの地域には災害時の「決まり」のようなものがあるでしょうか。
とある倉敷市の地域では昔から火事が起こったときなど、
お寺の鐘をお坊さんが鳴らして、地域内に知らせるそうです。
こういった地域独自の決まりやルールをきちんと把握し、
代々伝承していく必要があると思いました。
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3年前の東日本大震災や先月の広島を中心に多くの被害をもたらした
土砂災害により、更に「防災」の意識は高まっているように思えますが、
私自身も「防災」への関心はあるものの、
家族や地域単位での防災訓練や、災害時に備えた食糧の「備蓄」などといった
「防災活動」は十分にできていないのが現状です。
地震や土砂崩れによって、普段何も気にかけていなかったところが
二次災害を招くことにもなりかねないため、
地域を歩いてみて、想定できる危険そうな箇所を知っておくだけでも
防災活動の一つだと思います。
自然災害を止めることはできませんが、被害の拡大を防ぐこと、減らせることはできます。
過去の災害から学び、まずは自分のできるところから防災活動を実践していきたいですね。
その他参照:「平成26年度岡山県民満足度等調査(防災対策編)」
http://goo.gl/uXBtDg
※【みんつく災害情報】
みんつくでは先月8月に起きた広島県の土砂災害被害の募金や
ボランティア情報について随時更新し、発信しています。
https://blog.canpan.info/mintukuokayama/archive/43
また、みんつくでも募金箱を設置しております。
広島で中間支援をしている「ひろしまNPOセンター」への寄付金とさせていただきます。
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来月の+1セミナーは、
10月9日(木)テーマは「社会福祉」についてです。
時間、場所につきましてはまた後日お知らせ致します。
みんつくブログ、もしくはみんつくHPのカレンダーよりご確認ください。
つなぐ、つたえる、シェアをする
みんなでつくる財団おかやま
(筆跡)スタッフ・原
2014年09月09日
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