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2008年05月03日

強力な戦略のない日本

 FRBも事態の難しさに気付く
                              筆者  唐沢 忠雄

 遂にFRBが動きはじめた。
 サブプライムローンの底なしぶりに銀行や証券会社以外の投資会社やヘッジファンドの跋扈拡大、速度や新商品化などの金融システムから来る破綻を防ぐため、監視を強化せざるを得なくなったのだ。
 本来だとFRBは取締まりや監視(そのためには法案を成立させなければならないがFRBの実力は議会を突き動かす)を必要以上に行えばFRBの実体が世界に知れ亘ってしまうから、間接支配を望むのだが、IT機能の発達普及の拡大に、六十数年ぶりの新体制をとらなければならなくなったのだ。
 新たに金融監督庁を(FRB)の監視を強めたりする。大掛かりな改革である。
 保険業界に対する監視や指導も行う。
 FRBについてはつねに筆者は札の発行権をFRBに譲り渡したウイルソン大統領のことを思い出す。
 またリンカーンやケネディについても同じである。
 リンカーンは南北戦争後勝ちはしたものの、多額の借金を背負いその莫大な戦費を支払うために苦悩した。彼は弁護士でもあったから多額の金利の支払いなどの交渉に当たったが、銀行マフィアは聞き入れず、これと対立を起こし暗殺されることになる。
 ケネディの場合も同じである。ケネディの場合は、大統領になってから札の発行権は国にあることを知り実際にグリーン札を発行した。
 これが闇の権力者たちの逆鱗に触れ、あのテレビの日米同時放映という、ダラスの場面が世界中に知らされ、世紀の大場面となった。
 あの大きな仕掛けはオスワルドなどという一市民によって引き起こされたのもではなく、真相は永久に表には出て来ないだろう。
 ウイルソン大統領ははじめに発行権譲渡には抵抗に抵抗をしていたようだが遂にはサインをしてしまった経緯がある。
 真相はわからないというよりもわかっていることを隠蔽する方がむしろ普通である。
 特にケネディ事件は弟も大統領選で暗殺されているし、ジャクリーン夫人がイタリアの海運王と再婚したりして話題をまき散らして来たり、マリリンモンローが登場したり、にぎやか過ぎるほどだ。
 しかし、真相はわかっていても公表されない。
 歴史はそのようなものではないか。
 FRBの役割は今日ますます大きくなっているが、その隠された部分はあまりにも複雑であって、各国の内部にも入り込み、多くの人脈を形成してその支配力を強めている。
 金融史や金融理論だけではわからない部分がつねに隠されている。