☆世界のリーダー はどうあるべきか☆
世界は今や逆行している。 テロリストを完膚なきまでに徹底的にたたきつぶすというアメリカの政策は誤りである。
毎日のように見えざる自爆テロと闘っているアメリカ政府やイギリス政府はその貴重な人命を失い我慢がならないのだと思う。
だが、一方自爆テロを敢行する側も、実行者はもとより、その行動によって巻き込まれてゆく一般市民や子供、老人たちも憎悪の犠牲になっている。
連鎖、連鎖、連鎖。 それは、増幅、拡大し盡きるところを知らない。
アメリカに旅行や留学をしようと心をふくらませている世界の多くの若者やその親達、彼等はその厳しい警戒や監視、持参品の検閲にする方もされる方も辟易している。
もっとかつてのアメリカのように寛大で明るい雰囲気に戻れないものか?
市民は外国人も一様にそう願っているに違いない。
対手が悪いのだ、われわれが正義だという前にもう少し寛容な気持ちになれないものか?
チェイニー副大統領は「敵は今や断末魔だ」という前にもっと別の言葉を使えないものか?
強いのが、アメリカの信条であることを、われわれも知っている。 アメリカは世界一強い、それを認めない国はないだろう。 それ故にもう少しおだやかになってもらいたいのだ。
寛容なアメリカになり得ることをわれわれは信じている。
冷静さを取り戻し外交々渉にきっと切り替えることが出来る。 そうすれば、世界はどれだけよろこび明るく希望を持ったに違いない。
軍需産業にたずさわっている人々や企業、政治家、そこに融資する金融機関、在郷軍人の集団等々反対者は根強く、アメリカの根幹がゆるぐと猛反対をすることはわかっている。
だが、現在の世界の空気は明らかに逆行しているのである。 人類はもっと賢明になるべきである。 そしてなれる筈だ。 他人の言葉に耳をかたむけ振り返ることだ。
私はブッシュ大統領の父親の年齢である。だから言うのだ。 ブレア首相に対しても、むろん、
日本の首相にでもだ!