
【まち・むすび助成団体】アート&ケアフォーラム@山元 パート2【地球村アクティビティーズ】[2015年12月14日(Mon)]
JR常磐線に乗車して終点の浜吉田駅で降り、そこからタクシーで20分ほど走ると、見渡す限りの田園風景に突如見えてくる「王冠にダイヤモンド」のマーク。
これは、山元町の「ミガキイチゴ」として知られるGRAイチゴワールドのロゴで、その農業用ハウスに併設された作業スペースを会場に、地球村アクティビティーズ(特定非営利活動法人ポラリス)主催による「アート&ケアフォーラム@山元 パート2」が、2015年12月6日(日)の10時から開催されました。
冷たく強い海風に押されて建物に入ると、障害者の方々が作られた人形などの飾りや、「工房地球村」謹製のクッキー&コーヒー、GRAの商品などが目に留まります。
また、会場中央のステージ前には椅子が並べてあり、その背もたれにも可愛らしい絵が掛けられていました。
通所者の方々やそのご家族が挨拶を交わす中、精神科医の蟻塚亮二さんによる「年忘れメンタル寄席〜笑う角には福来る〜」が始まりました。
約1時間の講演後、休憩を経て「岩瀬りゅう子さん&すずの会」による「山元町にオペラを♪ オペラ&クリスマス・キャロルライブ」が上演されました。オペラは「フィガロの結婚」の数シーン。ミガキイチゴのシャンパン…ではなく、ジュースで乾杯です。
会場となった作業スペースは、保温性や音響的には十分と言えませんでしたが、きらびやかな衣装と華やかな歌声に、一足早くクリスマスが訪れたようでした。(文責:大町事務局 高荷)