Ｋ−project　（加藤哲夫氏資料アーカイブ＆市民活動ハンズオン支援プロジェクト）

2015年3月、仙台市を舞台に国連防災世界会議が開催されます。

その関連事業がいくつか企画されていますが、仙台市民活動サポートセンターでは、テーマ館として「市民協働と防災」が開催されます。

Ｋプロジェクトでは、そのテーマ館「市民協働と防災」において、3月16日夜、展示とワークショップを実施いたします。

開催にむけてのアイディアソンを、1月26日に開催いたします。長文ですが、以下にご案内を添付させていただきます！。

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「企画展『震災後の市民社会とＮＰＯを考える』開催に向けてのアイディアソン」

　このたび標記行事を、2015年1月26日に開催いたしますので、ご案内させていただきます。当センターでは、2015年3月に開催されます、第3回国連世界防災会議「市民と防災」テーマ館において、企画展『震災後の市民社会とNPOを考える〜加藤哲夫氏資料から得られるもの〜』を開催いたします。
この企画の背景には、2014年4月より日本財団助成事業として実施して参りました、「加藤哲夫氏資料のアーカイブ事業とその活用」があります。この作業が進んでいく過程において、残されている加藤資料が「阪神淡路大震災後の東北におけるＮＰＯの育成過程を明らかにするもの」であることが判明してきました。そこで、この資料を活用しながら、１）阪神淡路大震災後のＮＰＯの育成について、２）震災時の課題、３）次なる災害への備えとしての対応、等につきましての論議を行い、提言へとつなげていきたいと考えております。今回は論議すべき内容につきましての意見出しや企画そのものに対してのアイディア出しと位置づけております。なお、提言は、国連防災世界会議テーマ館でのワークショップの後、各地で同様の企画を開催し、震災から5年目となる節目に実施すべく進めております。
何かとご多用な時期ではございますが、ご参加いただき、ご意見をくださいますよう、お願いいたします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具

　　　　　　　　　　　　　　　　　　記
■日　時：2015年1月26日（月）　18：30開始　20：30終了
■場　所：仙台市市民活動サポートセンター　研修室５
■参加費：無料
■ファシリテーター　
桃生和成（せんだい・みやぎＮＰＯセンター、多賀城市市民活動サポートセンター）
佐々木秀之（せんだい・みやぎＮＰＯセンター）
■後援：防災からまちづくりを考える実行委員会

【お問い合わせ】
（特活）せんだい・みやぎNPOセンター　
Tel：022-264-1281 FAX:022-264-1209　　
担当：佐々木・方

今回は、ゲストに遠藤智栄氏（地域社会デザインラボ 代表）をお招きしてブックトークを開催いたしました。


ゲスト　遠藤智栄氏

テキストは加藤哲夫著『市民の日本語』ひつじ書房、２００５）。
本のタイトルだけを見ると、国語の教科書のようにも思われますが、実際に加藤さんが語るNPOの可能性とコミュニケーションの本です。最初は、そのネーミングの付け方についての話となりました。



全体の流れとしてはいつもの通り一人ずつ自己紹介後、�@本の中に気になったところのキーワードを読み上げる�Aその心は〜�B私は〜思う（他人からの視点）という順番で進んできました。

取り上げていた七つのキーワードの中に、市民参加と市民権利、子供の教育問題、市民の当事者意識など現在でも存在している問題が共感を起こさせ、深い議論となりました。。


取り上げていたキーワード


参加者が言う『市民の日本語』


全体の様子

多種多様な視点が広がるとともに、意味深い議論もでき、年末の有意義な時間となりました。出席者から、「2014年もあわただしく復興支援に携わってきた中、活動についてのいいふり返りとなった。はやり、原点や古典は大事だとおもった」といった感想があり、印象的でした。


文責　方