2020年11月01日
精神保健福祉とオンラインのやりとり
私の仕事の分野は精神保健福祉。精神医療や保健福祉の支援者間のやりとりは電話とFAXが主流。メールもほとんど使いません。Zoomやスカイプなどのビデオ通話はまったく使いません。
10月28日の夜、自主オンライン・ミーティングに参加しました。参加者は障害者就労支援、企業、学校の関係者の方たち。ミーティング参加者の皆さんがメールはもちろん、Zoom、LINE、フェイスブックを日常的に使いこなしているのに驚きました。今回のミーティングをきっかけに、SNSやビデオ通話を日常的に、仕事でも当たり前に使い、またそのような人たちと仕事をしていく方向がみえました。
日本の就活の慣習:リクルート・スーツについて思うこと
NHK Eテレで今年2月に放送されたオーストラリアのドキュメンタリー
「わたしたちのシューカツ大作戦 Employable Me」
https://www.nhk.or.jp/jp-prize/topics/20200120.html
就活をするオーストラリアの自閉スペクトラム症やトゥレット症の人たち。
日本では、就活の面接はとても高いハードルです。
日本の障害者は、就労支援者と時間をかけて「私の障害対処法一覧シート」を作り、ほとんどが、リクルート・スーツを着て面接に挑みます。
オーストラリアのドキュメンタリーで登場した人たちは、「私の障害対処法一覧シート」を用意していません。また、彼らのほとんどがリクルート・スーツを着ていません。
自分なりのいでたちで面接にのぞむ彼らから、「私を評価して」と、正々堂々としたすがすがしい態度を感じます。