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2025年08月18日

高齢期の生き方の選択肢が増えてきた


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20年ほど前に読んだ「高齢期心理学」の本に紹介されていたアメリカの事例;バスケット試合でプレーしていたある男性は、対戦相手の若い選手から「老いぼれは引っ込んでろ!」と怒鳴られた。その男性は、自分はもう若くないのだと悟ってバスケットを引退し、畑仕事に専念している。
  その事例を読んだ当時、私は特に何も思いませんでした。「高齢で、現役を引退して畑仕事に専念する」生き方は、当たり前だと思っていたからです。
  今の私は、その事例を「若さと競争することに執着している高齢者と、あからさまに高齢者を排除する若者との衝突」と捉えて、「排除されたら、すんなり引っ込むのか!?」と少し違和感があります。
  引退して畑仕事に専念するのは1つの選択で、他の選択肢、例えばどうすればバスケットを続けられるか考えて試しみる、もある。試しながら「自分の老いを知り、老いと付き合いながらバスケットを続ける」生き方を見出していけるかもしれない。身近に、後者を選択する人たちが増えてきて、私の「高齢期の生き方」の捉え方が変わりました。
  昔の「60にして迷わず」?ではなく、青年期と同様に高齢期も「自分の生き方を見出していく」時間なのだと思います。

posted by kuniko_sakamoto at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと
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