• もっと見る

(特非)NPOみなと しほがま 光源氏が愛したまち『塩竈』より

 「紫式部の著した源氏物語」 塩釜(塩竈)は、東北で最も長い歴史を積み重ねてきた町です。そして古来より、美しいものの代名詞・歌枕として多くの歌に詠まれている地でもあります。源融(みなもとのとおる)は、「源氏物語」の主人公「光源氏」のモデルの一人といわれ、今から千年以上も前に、千賀ノ浦(塩釜湾)の風光明媚な風景をこよなく愛したといわれています。この塩釜の地から、「海、みなとに育まれてきたまち塩竈の歴史、文化を発掘し、広く市民等への普及を図り、そして郷土への愛着心を育み、海、みなとを生かした活気あるまちづくりを進める特定非営利活動団体のブログです。
 なお、「塩釜」と「塩竈」どちらも同じ「しおがま」です。


(特非)NPOみなとしほがま 光源氏が愛したまち『塩竈』より

名称特定非営利活動法人 NPOみなとしほがま
代表者理事長 菅原周二
都道府県宮城県
詳細住所塩竈市港町一丁目4番1号
電話番号080-1833-3710
E-mailminato-s@castle.ocn.ne.jp
設立(年月日)平成16年(2004)3月
目的「海、みなとから塩竈を元気に」を合言葉に、塩竈学の参加者や、塩竈の歴史に興味のある市民、市外の人々が集まり、海、港に育まれてきたまち塩竈の歴史、文化を発掘し、広く市民等への普及を図り、郷土への愛着心を育み、海、みなとを生かして活気あるまちづくりめざしています。
活動内容各部会のリーダーがテーマごとに下記の6部会を立ち上げ、会員に呼びかけて自主的に活動を展開しています。1.古文書部会 2.みなとカルタ部会 3.歴史的建造物保存活用部会(勝画楼、法蓮寺  向拝、亀井邸、塩竈岩蔵名石の各プロジェクト)4.津太夫・左平顕彰部会 5.京都との縁部会 6.ボランティアガイドの会  
各部会その1●古文書部会 
 NPOの中心部会。地元の古文書を中心に調査研究を通してまちの埋もれた歴史、文化を発掘。新たな資源を歴史サイン整備やリーフレットを配布して啓蒙活動の実施や観光ルートの開拓を行っています。

●歴史的建造物保存活用部会 
 市内の歴史的建築物の調査及び保全活用に向けた活動を行っています。これまで塩竈神社別当「法連寺」の旧書院であり、明治期以降料亭としても利用された「勝画楼」の環境整備活動や、旧法連寺向拝の保存・活用活動、東北一の商社であるカメイの創業者邸宅である和洋併置式住宅「旧亀井邸」の保存・再生・活用の実施や、昭和30年代まで地元の一大産業であった塩竈石で建築された岩蔵や名石を調査し、新たな観光資源として生かしていく方策を検討するなどの活動を実施しています。
各部会その2●みなとカルタ部会 
 市民の郷土意識の高揚を図るため、郷土の歴史や和歌(塩竈百人一首)をカルタとして制作、普及する活動を行っています。

●京都の縁部会  
 光源氏のモデル源融と塩竈の縁について普及、啓蒙し、新たな塩竈のイメージ確立を目指すための活動を行っています。

●ボランティアガイドの会  
 市民や来塩者に、塩竈神社を中心に、ボランティアガイドを行い、塩竈のすばらしさを伝えていく活動を行っています。

●津太夫・左平顕彰部会 
 初めて世界一周をした日本人とされる郷土の先人、津太夫・佐平の偉業を称え顕彰碑の整備や、子供達も含めた多くの方々に啓蒙活動を行っています。
画像は、光源氏のモデルの一人とされる、源融公の木像です。これまで門外不出でしたが、京都市下京区本覚寺御住職のご厚意により、平成19年12月に開催されたフォーラム「源氏物語と塩竈」の際に一般公開されたものです。