2015/4/15第37回運営委員会覚え [2015年04月17日(Fri)]
第37回きらきら基金運営委員会
日時 2015年4月15日 午後7時より9時まで 場所 いなべ市市民活動センター 出席者 9名: 次回開催日 5月20日(水) 午後7時より、いなべ市民活動センターにて 議題 1. シーズン3(2014.4-2015.3)事業報告・決算 (1)市民活動への助成事業 (2)まちのかわらばんの発行 (3)きらきら☆らじお放送の実施 (4)市民活動団体訪問取材 (5)桑名員弁地域円卓会議 (6)企業の社会貢献活動 (7)ご寄附の状況 (8)実施体制 (9)決算 2. シーズン3の成果のふりかえり 「平成26年度 年賀寄附金配分事業成果報告・自己評価書」への書き込みについて (1)配分事業全体の完成度で自己採点してください。 (2)計画・想定通りに実現できた事項 (3)計画・想定以上に実現できた事項 (4)計画・想定通りには実現できなかった事項及びその原因、並びに改善の対策 (5)【意図しなかった成果】 3.シーズン4の方針と事業の組み立てについて (1)事業・助成の規模について (2)きらきらプロジェクトの助成関連事業の組み立てについて (3)多様な人たちの参加について (4)寄附の文化について (5)地域の外に(名古屋、三重県全域、大阪、東京)応援団をつくるについて (6)企業の協賛について (7)きらきら基金の担い手について (8)カエル・こぶた&小熊の募金箱について (9)まちのかわらばんについて (10)きらきら☆らじおについて (11)市民活動団体調査について (12)地域円卓会議について <議題1> シーズン3(2014.4-2015.3)事業報告・決算について 服部事務局長より。別添のシーズン3の事業報告書にそって説明され、それぞれに確認しました。 (1)市民活動への助成事業 2014年11月24日、東員町健康福祉会館にて、第4回の助成事業を行い、14団体8事業に549,300円の助成を行いました。参加者は120名でした。 2015年2月22日、桑名市総合福祉会館にて、第5回の助成事業を行い、きらきら大賞として、1個人団体に100,000円の副賞を助成しました。参加者は96名でした。 (2)まちのかわらばんの発行 6回の定期発行(A4版4ページ 白黒、各1600部)と、1回の特大号(A4版24ページ4色カラー123団体紹介2000部)を発行・配布しました。印刷物はのべ12000部となりました。 (3)きらきら☆らじお放送の実施 域内3ヶ所での9回の定期放送と、2回の特別放送を行いました。スタッフを含む参加者は 93名。ゲストは、市民活動団体・企業人など25名19組にご出演いただきました。 (4)市民活動団体訪問取材 新たに9団体の訪問取材を行い、ホームページで紹介しました。また、2団体が活動停止となり、1団体が掲載を辞され、合計123団体の紹介となりました。掲載情報は随時更新しました。 (5)桑名員弁地域円卓会議 2015年2月22日、第5回助成事業の中で、1時間15分ほど、行政・企業・社協・NPOの12名の委員で、『地域の外から、資源を市民活動に呼び込むには−行政・企業・社協・NPOにできること』というテーマで話し合いを行いました。最後に伊藤桑名市長が総評されました。来場者数は50名ほどでした。 (6)企業の社会貢献活動 (7)ご寄附の状況 期中に、助成の原資として、180口、687,209円を、カエル・こぶた&小熊の募金箱や、当日の寄附投票などでご寄附いただきました。 (8)実施体制 (9)決算 <議題2> シーズン3の成果のふりかえり 「平成26年度 年賀寄附金配分事業成果報告・自己評価書」への書き込みについて 以下の観点から、ふりかえりを行った。 (1)※成果目標における数値目標の達成度にこだわらずに、配分事業全体の完成度で自己採点してください。 評点75点 (2)計画・想定通りに実現できた事項 ・市民活動団体間の協働が進んだ。これは、パートナー助成を8枠に増やしたことで、複数の主体間で協働して事業を進めることを促せたからです。 ・きらきら☆らじおの放送場所の広がり。これは放送場所を、より人目につく駅前の市民広場やショッピングセンターの特設スペースに、ご縁をたどって広げることができました。 (3)計画・想定以上に実現できた事項 ・寄付箱の広がり。思いもかけず、寄付箱を法人会婦人部やさまざまな市民活動団体にお願いする機会が持てました。 ・企業の発表の工夫。二年目ということで、企業の担当者が発表方法を工夫されました。 ・高校生の参加。みっつの高校から、17人もの高校生がボランティアで活躍してくれました。 (4)計画・想定通りには実現できなかった事項及びその原因、並びに改善の対策 ・地域外の人たちからのご寄附が、まったく集まらなかった。具体的な方法に手を着けることができませんでした。域外からのご寄附を集めるための取組担当をおいて、それぞれの地域に応援拠点を設け、応援団の運営を専門に、別途行う必要がありました。これは、覚悟して、ある期間、一定規模の予算をかけないと、むずかしいですけれど、これをやらないと未来がありません。しんどいことですけれど、なんとかしなくてはと思っています。 (5)【意図しなかった成果】 質問5 事業を行った結果を踏まえ、当初は意図していなかった実績・成果や社会的な影響・意義などがありましたらご記載ください。 ・募金箱の広がりは、まちのかわらばんをいっしょにおいていただくなどご活用いただき、感謝状を店頭に貼り出してくれています。こういうことひとつひとつの積み重ねで、地域内での認知が広がっていくのだと思います。 ・企業の社会貢献担当者さんたちの間に、お互いの認知が拡がっているのを感じます。何かのきっかけを得て、企業の社会貢献活動担当者の人たちが連携していくためのつながりづくりになっていると思います。 ・高校生の皆さんには、彼らの将来に期待します。私たちは元気をもらえています。 <議題3> シーズン4の方針と事業の組み立てについて (1)事業・助成の規模について ・日本郵便年賀基金の40万円前後の助成金は、シーズン4とシーズン5の2年。その後、大きな助成の申請をすることもできる。 ・シーズン3では、50万円近くがみえきた市民活動センターの事業収入から出ているが、みえきたの事業収入は、新たな事業をつくらないと先細りの見込み。 ・きらきら大賞1件10万円、パートナー事業10件30万円、団体助成15件40万円。助成の原資として80万円が必要。運営費も、助成事業を2回に分けて実施するとして、かわらばんを一定数確保して郵送するとして約100万円。合わせて180万円の資金が一年間に必要になる。 ・最低限、どのような助成かはともかく、助成総額30万円程度であれば、最低限の団体調査とインターネットかわらばんの発行であれば、運営費20万円程度でできる。この規模であれば、さほど無理せず、地域内の資金循環でやっていける見込み。 ・続けることが大事。続けていけば信用ができて、認知も進み、少しずつでもご寄付も増えていくだろう。 ・事業の規模は、資金の集まり方次第。けれども事業の規模を決めないと、ご寄附のお願いもしづらい。 ・では、柔軟に諸々に対応していくしかないということで、資金の増加策を考えながら進めていくということに。 (2)きらきらプロジェクトの助成関連事業の組み立てについて ・「きらきら大賞」「パートナー助成」「団体助成」「成果報告・活動アピール」「地域円卓会議」「企業の社会貢献アピール」などを行うと、体力的名こともあり、どうしても一日ではむづかしい。 ・2日に分けて実施するという感じで組み立てていく。 (3)多様な人たちの参加について ・若い世代、たとえばお母さんたちとか高校生、あるいはふだんは市民活動にあまり興味のない人たちを呼び込む工夫が必要。 ・大企業で働く人たち、高校生、あるいは市民活動をしている若いお母さんたちは、少しずつ参加してくけているけれど、もっと増えるといい。 ・高校生はよかった。シーズン3では、桑名高校の野球部の人たちが増えた。彼らがいることで、大人が張り切るし、元気がもらえた。 ・彼らの認識はどうかというと、「こなした」という感覚もあるのではないか。ボランティア活動について、予習・復習の機会をつくると、意識を深めることができる。 ・きらきら☆らじおなどを活用するのもひとつの手かもしれない。 ・ロータリークラブには、高校のインターアクトクラブというしくみ、ロータリーの人たちが高校生と接点を持っている。桑名北ロータリークラブは、津田学園高校のインターアクトを見ているので、今期では呼びかけてみる。 (4)寄附の文化について ・日頃の生活の中でちょっとしたお金をつくって寄附する感覚を持ってもらうのがいい。 ・柿狩りとか、料理づくりとか、飲み会のときの余りとか、こういった事例を重ねて、モデルケースとして発信していく。 ・日頃の生活の中に寄附があって、それが地域のさまざまな暮らしを支えるあたりまえの行動となるようなことを進めていく。 (5)地域の外に(名古屋、三重県全域、大阪、東京)応援団をつくるについて ・一定規模の寄附を集めていくには、この地域の外からの資金の流入をはかって、地域のマネーフローを大きくしてらないと、地域力があがっていかない。懸案だか、そろそろ何らかの取組を進める時期ではないかと。 ・たとえば、市民活動をしている人たちの子、孫で、この地域を離れている人たちに、何らかのアプローチを、親、祖父母からしてもらう方法がある。 ・なかなか身内に押しつけるようで、取組づらいことだが、一方で、身内も参加していないようなことを、見も知らぬ人たちに押しつけるのかという意見もある。 ・どこかひとつ、何かひとつ、地域外からの資金流入を試してみたい。 (6)企業の協賛について ・高校生の質問はよかった。こういうところでかかわっていける人たちを増やしていく。 ・企業は、資源を持つ有力なパートナー。 ・こちらから、資金の提供をお願いすることは、決してしない。 ・事業時に人に来てもらうとか、グッズの提供、ものの貸与などの「協賛」をお願いする。 ・市民活動への理解を深めてもらうと同時に、企業の社会貢献活動をアピールしていく場を提供していく。 ・できれば、社会貢献活動をしている地域の企業のネットワークを、ご自身たちでつくっていってもらえるのが理想。 (7)きらきら基金の担い手について ・年間300万円ほどが集まるようになれば、自然に新たな担い手や若い担い手も入ってくる。 ・とりあえず、現状、それぞれの担当分野で、手伝ってくれる人たちを捜し、ひとりひと り増やしていく。 ・たとえば、かわらばんの発送、配布のお手伝い、きらきら☆らじおのスタッフ、市民活動団体訪問のサポート、ホームページの作成ボランティア、募金箱の設置協力者を増やしていく、などの取組で、関わってくれる人たちを増やしていく。 (8)カエル・こぶた&小熊の募金箱について ・シーズン3では、法人会女性部や認定記念事業でのおみやげとして、配布し、一定の広がりがあった。 ・感謝状を飾ってくれるお店もあり、対応はさまざま。 ・一方で行きっぱなしで。迷惑と感じているところもあると思うので、今期シーズン4では、おひとりおひとり、一ヶ所一ヶ所ずつ、先方の意向を確認しながら広げていく。 ・募金箱リストを、あらためてつくっていく。 (9)まちのかわらばんについて ・節約モードで、インターネット版を中心に、郵送費、発送関連費用を抑える。 ・年6回ていど。 ・きらきら基金のうごきを中心に、発行していく。 ・6月にまずは一回、「今年もやります!」号を発信する。 (10)きらきら☆らじおについて ・6月から、毎月放送する。 ・今シーズンは、地域期の情報を届けることをテーマにする。 (11)市民活動団体調査について ・新規団体調査については、なかなかむずかしくなってきた。 ・今期は、10団体程度、新規の団体取材を行う。 ・既存の団体情報の更新について、随時行う。 ・ある時期、集中的に、更新などの確認を行う時期をつくる。 (12)地域円卓会議について ・市民活動を応援していく関係者が集う場所として、大切。 ・首長さんの参加を得ることで、政策提言の場となっている。 ・多くの人たちの参加を得るという意味で、助成事業とセットでやれるとよい。 以上の議論をふまえ、各種の報告と、後援申請、協働契約、協賛のお願いなどを進めていく。 |
Posted by
のきは
at 11:55