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1201118の簡単なまとめ [2012年01月22日(Sun)]

1月18日の簡単なまとめ

【テーマ1】市民活動の量を確保する

・地域で活動する市民活動が増えていくには
・簡単に市民活動ができて、続けていけるには…

1.NPO・市民活動と言わず、地域での市民の活動と広くとらえ、
  すそ野を広くとらえる。

・すべての人が公共を担う。ニーズが変わり、担い手が変わり、場が広がる。
・市民活動団体、NPOと言うと、多くの人はひいてしまう。
・ちょっとした参加をとおして、社会の役に立とうという人の数を増やしていく。
・基本的な意識の持ち方を変えて、ちょっと背中を押していくような取り組みを
 進める。
・軽い気持ちで参加してもらい、そこで社会での役割などに気づいてもらう。

●市民の活動は3つ種類があると考えてみる
(1) 地縁団体、自治会、老人会、民生委員、…
(2) ミッション型 目的をもった典型的なNPO法人
(3) 自分たちの楽しみを中心に活動する団体

●地域をよくしようと思っている主体はたくさんある
 ・企業、行政、社協、学校…

いろいろな主体でマッチングができれば、市民活動は広がっていく。
そういう機会の提供や情報の提示をしていく。

2.各主体が取り組む方向は

●自分たちの楽しみで活動している人たちは、
 「ちょっと社会の役に立つ」という部分を、活動に取り入れてもらう。
 結果的に地域貢献になっているということを導き出す。
 ・世の中の役に立つことに気軽に関われる社会の雰囲気をつくる。

●NPO、市民活動に取り組んでいる人たちは、
  いろいろな人たちが、簡単に、単発でも関われるいろいろなしかけ・機会を
  提供する。
  あるテーマについて参画を呼びかける。参加のきっかけをづくる。
・市民活動は自分が主役になれる活動、「私が主役のまちづくり」ということを
 伝える。
・自分たちがやってきたことの延長先にあることを意識化する。

●地縁団体の人たちは、
  高齢者の参加により、その人たちのノウハウ・スキル・技術を活かし、
  社会を支える活動をパワーアップする。
  高齢者は庇護されるのでなく、社会を支えるひとつの大きな力として認めて
  もらう。

●企業は地域貢献を常に考えながらやってきている。
 企業で働く人たちが、個人で地域活動・社会貢献をしている人たちは多い。
 企業は、地域貢献活動の機会の提供を拡大し、個人の活動を応援していく。
 経営者・企業人の活動でまちにお返しし、これを会社みんなの目に
 とまるようにする。

●行政・社協は、少なくとも情報資源の循環を進める
 市民活動が提供するサービス情報を、ローコストで循環させる。

●三重県は、旗振り役で、応援してもらい、発信してもらう。
 会社でもまちでもひとりひとりの集合体なので、
 その人たちが、どれだけ社会に提供できるか、できる環境をつくれるか
 ・これらをふまえて、一大キャンペーンを展開する。

【テーマ2】市民活動の「質」を上げていくには

1.「質」を上げるということは、
=地域で市民活動が活発に行われる
=地域で専門性を発揮して、地域の課題を解決すること
・専門性を、どうすれば、どれだけ、高め、発揮できるか
・地域課題を、どうすれば解決できるか

●本気にならざるを得ない市町・社協
・行政が出すお金がないなかで、市民にやってくれと言っている。
 行政は、市民活動団体の力を認めざるを得ない。
・行政・社協は、市民活動にいかにまかせられるか。
 腹を決めて、市民活動団体にある力を引き出す力・度量があるかどうか。
・行政はNPOの一部一部を組み合わせて、NPOにやってもらう。
・それぞれの目的が微妙に違っていても、いっしょに同じ事業に取り組む。
・行政ができなければ、他の団体への仲介をする。

2.市民活動が活発に行われるのに必要な活動資源の提供・供給

●各主体の個別の取り組みについて
 これまでの各取り組みを精査し、実効性を高める。
・個々の主体の取り組みを、もうひと工夫してより有効にする。
 人の意識の持ち方を変えていければふえていく。
 それぞれの世代にあったしかけをする。
 課題解決に必要な資源の供給・提供のしかたを見極める
・それぞれの主体の担当者が、思い切ってうごきやすい環境をつくる。

●通常の活動に加え、より注目する取り組み、そのアイデア
・市町での、自治会と市民活動団体の交流を進める取り組み
・市町での、行政職員の協働に取り組むときのルールづくり
・市町での、「ちょボラ」など、ボランティア先の紹介
・市町と社協による、高齢者ボランティア活動促進制度への取り組み
・社協での、継続的な人材活用によるコーディネート
・自治会での、地域課題解決のあらたな取り組みの拡大
・老人クラブでの、若手による社会貢献活動の取り組み
・労働福祉団体による、テーマ別社会貢献活動への参加の呼びかけ
・企業で働く人が、個人で行う地域での活動の応援
・企業での、退職間近な働く人への市民活動団体の紹介
・社会貢献がらみの消費行動に合わせた企業活動の展開
・商工会議所などでの活動による、地域貢献活動の意識化と人材の育成
・企業利益の地域への還元としての「福祉文化基金」などの助成事業
・市民活動団体による認定NPO法人取得による「市民活動基金応援基金づくり」

3.各主体と、各主体が提供している資源を結びつけて、
  地域課題を解決するような、「コーディネート」や「マッチング」をする。

・コーディネートする組織をつくろうとしても、収入ベースのない組織活動は無理。

●コーディネートできる環境を整える。
・マッチングコストを低くするため
 提供される資源情報を集積する <=> 提供されるサービス情報を集積する。
・各主体のあいだの資源のやりとりで「信頼」をパイプにするために、
 いっしょにいろんなことを協働して「信頼関係を構築」していく。
・地縁団体は、地域課題を解決する社会的サービスを、
 NPOの専門性を活かして提供するためのコーディネートを行う。

●コーディネートする人を確保する
・行政資源・企業資源、その他の資源を結び入れて、
 それぞれに求める成果を返せる「人・組織」をたくさんつくる。
・市民活動団体、地縁団体は、経営資源を結びつけるコーディネーターを
 自前で持つ。
・現場の行政・社協職員に権限と自由度を持たせ、いろいろな支援を提示して
 もらう。
・企業は、経営資源の循環に関わるノウハウ、スキルを提供する。

Posted by のきは at 08:15
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