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20120525第2回桑名員弁地域円卓会議報告 [2012年06月17日(Sun)]

第二回桑名員弁地域円卓会議を開催しました。 報告書はこちらから

2012年5月25日(金)、午後2時から4時まで、桑名市総合福祉会館大会議室
参加者、委員12名、一般来場+スタッフ 12名

議論のテーマ
1.骨子全体について
2.県民全体(個人)の社会貢献意識を醸成するにはどうすればいいか
3.NPOと行政との協働の意味を理解するには

当日の議論の概要

1.骨子全体について

 前提として、県民が新しい公共に取り組むめやすとして作成されることを確認。行政のこの手の取り組みについては、実際にきれいな字面に反して、実効性・実現性におとる面があり、事例の検討なども含め、これまでの市民活動の取り組みをどう検証していくのかを注目するとの発言が多くみられた。
 ひとことで言うと、「つくるだけではダメ、その後、具体的に何をどうするのか」について見えてこないことのいらだちと、にもかかわらず言葉だけが進んで形式的に枠にはめられていくことへの懸念がぬぐいきれないといのことだった。
 
2.県民全体(個人)の社会貢献意識を醸成するにはどうすればいか

 これまで行政は公共のすべてを担ってきたという自負があるのか、市民活動を認めないか下請けのようにあつかってきた。ある意味行政の縄張り意識が市民活動の認知を阻んでいたといえる。このような位置づけのところに県民がよろこんで参加すると思うのは大きなまちがいだ。
 また、上からの押しつけでは反発がある。現場から盛り上がってくることやニーズに応えていくというスタンスが必要。
 市民活動の情報が周りにたくさんあることが前提で、まったく関心のない人たちはむずかしいとしても、ちょっと参加してみたという人たちがこれをやりたいというステージに届くまで、支えていけ体制がであるとよい。自己実現のおもしろさに気づくまでのプロセスワーク。
 公共から利益という言葉は引き出しにくいが、危機感ということなら気溶融しやすい。くらしを守る・支えるとか地域間競争の視点から、市民活動の価値を見せていくとが大切。
 
3.NPOと行政との協働の意味を理解するには

 行政と市民活動の考え方が一致していない。行政の中もばらばらに見える。企業や社協、自治会その他のいろいろな人たちで取り組んで全体でできればいいが、それもむずかしいのではないか。
 市民と協働すればいくらでも県民の生活の質を向上できるのに、官の独占意識がそれをさまたげている。隣のおじさんおばさんが知らないような地域とつながっていない公共サービスは、これからは提供し続けられないのではないか。地域の人が公を育てることができてはじめてうまくいくということを行政が自覚することではないか。
 市民活動団体がその蓄積から提供される資源の大きさ深さ影響力をちゃんと理解する。民間委託という形での成果でもきちんとふりかえり評価する。
 職員研修をやるにしても、体の芯で協働を理解しなければ進まない。理解している職員はさっさと協働を進めている。実際の市民活動の現場を見て知ってもらうのがいちばん早いし、若い人ほど対応ができるのではないか。
 



Posted by のきは at 07:19
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