• もっと見る
« 2025年08月 | Main | 2025年10月 »
<< 2025年09月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
ヒガンバナ[2025年09月20日(Sat)]
ヒガンバナ250917泉谷 (3).JPGヒガンバナ250917泉谷 (1).JPG
泉谷公園でヒガンバナが咲き始めました。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で地下 にスイセンに似た球根を持っています。全草が有毒なことはよく知られていますが、 誤食による中毒事故は後を絶ちません。この花、墓場に多く植えられていましたの で、嫌う向きも多かったようですが、最近では素直にこの花の美しさを評価して各地 に名所があります。この植物は中国原産で、有史以前に稲作あるいは麦作などととも にこの列島に持ち込まれた史前帰化植物とされています。日本のヒガンバナは3倍体 で、遺伝的にほぼクローンであるといわれています。すなわち、種子で拡散できませ んので、人の手を介しでほぼ全国に広がったとみなされています。問題は、なぜこの 列島にやってきた人々がこれを携えてやってきたかです。ヒガンバナ=彼岸花で宗教 的意味合いの説明もありますが、仏教伝来以前の話ですので?が付きます。墓場に植 えた説、田の畔に植えた説などいろいろありますが、いまだわからないというところ が現状のようです。
ヒガンバナ[2025年09月20日(Sat)]
ヒガンバナ250917泉谷 (3).JPGヒガンバナ250917泉谷 (1).JPG
泉谷公園でヒガンバナが咲き始めました。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で地下 にスイセンに似た球根を持っています。全草が有毒なことはよく知られていますが、 誤食による中毒事故は後を絶ちません。この花、墓場に多く植えられていましたの で、嫌う向きも多かったようですが、最近では素直にこの花の美しさを評価して各地 に名所があります。この植物は中国原産で、有史以前に稲作あるいは麦作などととも にこの列島に持ち込まれた史前帰化植物とされています。日本のヒガンバナは3倍体 で、遺伝的にほぼクローンであるといわれています。すなわち、種子で拡散できませ んので、人の手を介しでほぼ全国に広がったとみなされています。問題は、なぜこの 列島にやってきた人々がこれを携えてやってきたかです。ヒガンバナ=彼岸花で宗教 的意味合いの説明もありますが、仏教伝来以前の話ですので?が付きます。墓場に植 えた説、田の畔に植えた説などいろいろありますが、いまだわからないというところ が現状のようです。
アオサギ[2025年09月19日(Fri)]
アオサギ250917泉谷 (2).JPGアオサギ250917泉谷 (1).JPG
泉谷公園下ノ池でアオサギが何やらエサを探していました。日本にいるサギの仲間で は一番大きい部類です。この辺りでは年中みることができますが、今からのシーズン が目にすることが多いようです。年中みることができるからと言って同じ個体がそこ にとどまっているとは限りません。様々な調査の結果はこうです。北海道で繁殖した アオサギは冬にはいなくなりますので本州に移動するのですが、その距離1,000km以 上のものもあるそうです。また、関東地方のアオサギが九州、四国で確認された例も あるそうです。しかし、関東地方のほとんどの個体は数十kmの範囲での移動にとど まっているようです。してみると、これから私たちが目にするアオサギは、はるばる 北海道や北東北からやってきた個体と近くでのんびりしていた個体が混じっているよ うです。人間ならばその表情で察しがつくのですが、アオサギではどうでしょう。こ の冬そんなことを思いながら観察することにします。
カツラ[2025年09月18日(Thu)]
カツラ黄葉250917大百池 (3).JPGカツラ黄葉250917大百池 (2).JPG
大百池畔のカツラの黄葉が始まりました。おゆみの道の信号の歩道、有吉公園の側 道、泉谷公園など多くのところで見ることができます。程度の差はありますが黄葉が 始まっています。カツラはカツラ科カツラ族の落葉高木で全国の山地に自生していま すが、木姿が美しいので街路樹や公園樹として利用されているそうです。長寿として も知られ各地の自治体で天然記念物に指定され、名所となっているものも多いと聞き ます。また、この時期、辺りに芳香を漂わせることでもよく知られています。特に雨 上がりの時によく気が付きます。 話は飛びますが、月にもカツラの木があるそうです。日本では月といえばウサギです が、中国ではあの形をカツラに見立てて、「月には大きな桂の木があり、そこに「桂 男(けいだん)」という男がいて、罪を受けて一生その木を伐らされている」という 話のようです。古代日本は中国の文化的影響を強く受けていましたので、インド伝来 のウサギとともにカツラは月と結びつき多くの物語や歌に取り上げられているそうで す。今日もまた、柿本人麻呂の歌を一首。「月読(つくよみ)の 持てる桂も 時じ くぞ 常磐ならぬは 人の命か」
ヤブラン[2025年09月17日(Wed)]
ヤブラン250915泉谷 (3).JPGヤブラン250915泉谷 (2).JPG
泉谷公園の森の中でヤブランが咲いています。これもノシランと同じくランでないの にランの名前をもらっています。キジカクシ科ヤブラン属の常緑多年草で関東以西の 明るい林床や林縁に自生しているそうです。園芸植物として、公園などにも利用され ているそうです。この場所のも、公園造成時に植えられたものではないかと思ってい ます。この植物、古くはヤマスゲあるいは単にスゲと呼ばれていたそうです。本来の スゲ科植物だけでなくもうすこし広い範囲のほそい葉のグループもスゲと呼んでいた そうです。万葉集にこんな歌があります。「妹がため、菅の実摘みに、行きし我れ、 山道に惑ひ、この日暮らしつ 柿本人麻呂」ここにいう菅の実はヤブランの実とされ ています。しかし、ヤブランの塊根は滋養強壮、鎮咳、去痰などの薬効尾がるとされ ていますが、直径6,7o程の実の薬効はわかりません。毒では無いようでほんのり甘 いようです。ずいぶん昔の話ですから、道に迷うほど熱心に探し求めるほど引き付け るものがあったと思われます。
毒キノコ?[2025年09月16日(Tue)]
オオシロカラカサタケ250915おゆみの道 (2).JPGオオシロカラカサタケ250915おゆみの道 (1).JPG
おゆみの道の元水車小屋よりやや上流付近の道路わきに丈15pもあるおきな白いキノ コが数本出ていました。このところ雨が多いのでキノコをよく見るのですが、この場 所のは立派で人を引き付ける魅力的なキノコです。図鑑で調べるとオオシロカラカサ タケにとても似ています。市街地や草地でも観察されるとあります。もともとは南方 系のキノコでこの辺りでは珍しい部類だったようですが、御多分に漏れず温暖化の影 響で当たり前になったようです。食べ応えがありおいしそうですが毒キノコとありま した。アメリカでは誤食による中毒事例がかなり多いキノコのようです。キノコの知 識もなく道端のキノコを食べる人はまずいないと思いますし、犬や猫も生のキノコを かじることはまずありませんので大丈夫と思いますが、考えようによっては恐ろしい といえば恐ろしいです。
ノシラン[2025年09月15日(Mon)]
ノシラン250915大百池公園 (1).JPGノシラン250915大百池公園 (2).JPG
大百池公園Mr.Max側遊歩道脇でノシランが咲いています。ノシランはキジカクシ科 ジャノヒゲ属の多年草で自生地は関東以西とありましたが、この場所のものは公園造 成時に植えられたものと思われます。やがて結実し、年末ごろコバルト色に熟するの もこの植物の魅力です。ところで、ランの仲間ではないのに、熨斗(のし)欄(ら ん)の名がついています。分類学がまだ発達していなかった江戸時代には見た目とイ メージにより命名されたそうです。この時代、ランは見た目が優美な植物にその名が つけられることが多かったそうです。 ノシランのほかにもクンシラン(ヒガンバナ科)、サフラン(アヤメ科)、トキワラ ン(キジカクシ科)など多くの植物にランの名がつけられています。
アレチヌスビトハギ[2025年09月14日(Sun)]
アレチヌシビトハギ250912有吉 (1).JPGアレチヌシビトハギ250912有吉 (2).JPG
有吉公園民家側遊歩道わきでアレチヌスビトハギが花を咲かせています。昨日掲載し たヌスビトハギに比べ大柄で花の色もしっかりしています。やがてできる果実の小節 も3―5で眼鏡には見えません。こちらは北米原産の外来種で市街地の比較的明るい 場所が好みのようです。泉谷公園でも見ることができますが、今のところ森の中に侵 入する気配はありません。しかし、念のため見つけ次第引っこ抜いています。一般の 我々にはむつかしくてどうでもよいことですが、ヌスビトハギとアレチヌスビトハギ はマメ科で「デスモディウム(Desmodium)」属とされていましたが、DNA解析の結 果、ヌスビトハギは「ヒロデスムム属(Hylodesmum)」となり、アレチヌスビトハギ はそのままとなったそうです。ただし、日本語の属名はまだ落ち着いていないように 見受けられました。
ヌスビトハギ[2025年09月13日(Sat)]
ヌスビトハギ250907泉谷公園 (3).JPGヌスビトハギ250907泉谷公園 (4).JPG
泉谷公園の森の中でヌスビトハギが咲いています。とはいっても5oに満たない小さ な花であまり目立ちません。よく見るとエンドウやソラマメとそっくりな造りです。 マメ科ヌスビトハギ属の多年草で全国の山野に自生しているそうですが、あまり明る い場所は得意ではないようです。この泉谷の森の中の光の具合がちょうど良いのか毎 年元気に花をさかせ、やがて眼鏡に似た果実をつけてくれます。ヌスビトハギはオナ モミとともに引っ付き虫の代表格です。虫といっても動物の虫ではなく、人の衣服や 鳥獣の体に付着しいて種子散布する植物のグループです。付着する仕組みはカギ状の とげがによるものが多いようですが、粘液質の物質をだすものもありさまざまなよう です。
カルガモ[2025年09月12日(Fri)]
カルガモ250911谷先橋下 (1).JPGカルガモ250911谷先橋下 (2).JPG
カルガモの親子、この日は谷先橋下あたりまでお出かけのようでした。もう大きさで は親子の識別はできませんが、2羽がしきりに餌を食べている脇で、1羽がしきりにあ たりを警戒していますのでこれが親のようです。ところでカルガモはほぼ年中みられ るのですが、日本の詩歌で取り上げられることはほとんどないように思います。カモ やガンは秋やってきて、春にはいなくなってしましますので冬の季材としてうたわれ ます。詩歌は季節の移ろい、旅情、出会いとか別れをうたうことが多いので、いつも 見かけるカルガモは感情移入の対象になりにくいようです.ただし、カルガモの親子 連れは夏の風物詩として詠まれているようです。やはり季節ものです。それでも、無 いわけではないようです。「吉野なる夏実の河の川淀に鴨そ鳴くなる山陰にして 湯 原王」
検索
検索語句
最新コメント
小玉
Snapshot Japan (08/20) 小玉
カキツバタ (08/12) 小玉
シンテッポウユリ (08/06) 小玉
シンテッポウユリ (08/06)
オオガハス (07/06)
タグクラウド
プロフィール

おゆみの道・緑とせせらぎの会さんの画像
https://blog.canpan.info/midori-seseragi/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/midori-seseragi/index2_0.xml