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シャガ[2025年04月21日(Mon)]
250420141840187.JPG250420142047354.JPG
大百池公園観賞の池の縁でシャガが花盛りです。泉谷公園の森の中にはこれの大きな 群落があります。アヤメ科アヤメ属の常緑多年草で学名がIris japonicaですから日 本在来種化と思われるのですが、中国原産でかなり古い時代に持ち込まれ全国の人里 近い森の中に拡がったようです。一日花ですが、次から次に20輪ほど咲かせるそうで すので長く楽しめますので人気です。ところでアヤメの仲間の葉の裏表分かります か。正解は見えている部分は全て裏だそうです。植物の葉の裏表は構造により決めら れ、光合成をおこなう方が表、ガス交換を行う方が裏と定義されているのですが、こ の仲間は葉ができるときに表が内側に折り込まれてしまうので外側はすべて裏という ことらしいです。
ヤマユリの種まき[2025年04月20日(Sun)]
ヤマユリ種まき・美化活動250419泉谷 (1).JPGヤマユリ種まき2.JPG
19日、美化活動が終わったすぐあと、ヤマユリの種まきを行いました。これは本会が 2015年より取り組んでいるヤマユリ保護活動の一環として行っているものです。昨年 12月に採取したヤマユリの種子を約120日のあいだ30℃⇒20℃⇒5℃と順次違った環境 に置きました。普通ヤマユリの種子は採取した良く春には発芽しないため、このよう な温度処理をする必要があります。この日まいた種が花を咲かせるまでには早くて3 年、普通には5年ほどかかりますので息の長い活動が必要ですが、多くの人々の手助 けをもらいながら育てていくつもりです。この日の作業には、17名ほどが参加あるい は見学しました。
美化活動[2025年04月20日(Sun)]
泉谷公園美化活動集合写真.JPG泉谷公園美化活動下草狩り.JPG
19日気温がずいぶん上がった日、泉谷公園で美化活動を行いました。美化活動はいつ もの通りの園内に散らばっているゴミ拾いと森の中のシュロやアオキの稚樹の伐採で す。泉谷の森の中ではシュロやアオキが繁茂して地表に太陽の日が届かず野草が枯れ 裸地になっていました. これを改善するため、数年前よりこれらを伐採し林床の植物を回復させてきました。 この日の作業は、あまり目立ちませんが、それらの稚樹がたくさん生えていますの で、これらの刈り取りに汗を流しました。この日は親子ずれをはじめ4組ほどの方に 参加いただきましたので総員27人でのにぎやかな活動でした。
ウラシマソウ[2025年04月19日(Sat)]
ウラシマソウ250418泉谷 (1).JPGウラシマソウ250418泉谷 (3).JPG
泉谷公園の森の中でウラシマソウが花盛りです。サトイモ科ナあちンテンショウ属の 多年草で地下に球茎をもちサトイモのように子芋を作って増えます。雌雄異株で性転 換する植物として知られています。ヘビが鎌首を持ち上げたような特異な形をしてい る部分は仏炎苞と言い、その先端から伸びている付属体が釣り竿のように伸びている さまを浦島太郎に見立ててこの名がついたといわれています。この付属体はただ単な る飾りではなく、特定の送粉者キノコバエを誘引する重要な役割を担っているそうで す。仏炎苞の中に小さな花が棍棒状についています。仏炎苞の内側にはワックス状の 物質があり、中に入った虫は這いあがることが出来ず暴れまわり、(雄株の場合に は)花粉を体中に付けます。雄株のそれには穴があいており脱出できるのですが、雌 株には穴がないため中でもがく間に多くの雌花を受粉させるのですが脱出できずやが ては死んでしまうそうです。食虫植物ではありませんが、虫を閉じ込めておく目的の ため似た形に進化したといわれています。
ウワミズザクラ[2025年04月18日(Fri)]
ウワミズザクラ250417泉谷 (1).JPGウワミズザクラ250417泉谷 (3).JPGオオスズメバチ250417泉谷 (2).JPG
泉谷公園第1花壇脇のウワミズザクラが花盛りというよりやや峠を過ぎた頃です。泉 谷公園にはこの場所のほか駐車場下、生態園などにあり、生態園の中のこれが一番立 派ですが塀の中なので近づけないのが残念です。大百池公園にも何本かありますが、 みな高木で普通に歩いていては気が付かないことが多いようです。バラ科ウワミズザ クラ属の落葉高木です。桜と名が生市ますが、ソメイヨシノなどはサクラ属ですので 少し離れた親戚でしょうか。小さな花がブラシ状のたくさんついていています。ブラ シの毛に見えるのは小さな花から飛び出しているオシベです。話はとびますが、この 場所のすぐ近くで大きなスズメバチが地上に降り何やら這いまわっていました。絵中 の紋様から見てオオスズメバチらしいです。その女王バチで冬眠から覚め、巣をつく る適当な場所を探しているものと思われます。あまり近づかない方が無難のようで す。
アンケートの結果[2025年04月17日(Thu)]
さくらさくさくWR2025にて本会行事に参加いただいたみなさまにアンケートをお願い しましたが、その結果がまとまりましたので掲載します。
ハルニレ[2025年04月16日(Wed)]
ハルニレ250413下流の池.JPGハルニレ250415下流の池.JPG
ソメイヨシノはほぼ葉桜になり、今はヤエザクラでも色の濃い種がさかりですが、落 葉樹の芽吹きが目立つようになってきました。大百池公園下流の池畔のハルニレの芽 吹きが見事です。 ハルニレはニレ科ニレ属の落葉高木で全国の山地に見られますが、冷温帯の植物です ので、南にいくほど高地にあるようです。千葉県では自生地はほとんどなく、千葉県 レッドブックの旧版ではランクAに指定され「(千葉市)平山町はハルニレの自生を. 見られる貴重な場所」と書かれています。 大百池公園のハルニレは移植されたもの と思われますので、保護対象にはなりません。適地でない場所に植えられていますの で樹勢は元気がありません。しかし毎年こうした景色を楽しませてくれていますので いつまでもと願っています。
ハナズオウ[2025年04月15日(Tue)]
250414154601995.JPG250414154627890.JPG
有吉公園の水路脇でハナズオウが花盛りです。花の色は赤みを帯びた紫色とそれより ピンクに近い2株です。小さな花が団子のように密集していますが、近づいてよく眺 めると一つ一つの花はマメ科に多い花の形をしています。中国原産のマメ科ハナズオ ウ属の落葉低木とありました。しかし、大木に成長するとの記述もありましたので、 もう少しあれこれ調べるとこんな文章にぶつかりました。「キリストを裏切ったユダ がこの木に首を吊って死んだことから「ユダの木」( https://kyusyoku-kosien.net/birth_tree/)」と呼ばれることもあるそうです。事 の真偽はよくわかりませんが、大人が首を吊れるほどの大木に育つ地方がなければこ んな話は成立しませんので大木に育つのは本当なのかしらと思いました。答えは簡単 でした。ハナズオウとは別種のセイヨウハナズオウは南欧から西南アジアが原産で大 木に育つそうです。「大木説」は、この2種を混同した記述のようです。
カイツブリ[2025年04月14日(Mon)]
カイツブリ250413大百池 (1).JPGカイツブリ250413大百池 (2).JPG
桜を楽しむ人々でずいぶんにぎわいましたが、雨の大百池はひっそりしていました。 冬の間、たくさんいたカモの仲間などもいつの間にかほとんどいなくなっています。 それぞれが繁殖地に戻ったようです。そんな水面をカイツブリが1羽潜水と浮上を繰 り返していました。カイツブリはカモ類に比べればずいぶん小さいのですが、丸っこ い体型をしていますので遠目でも識別できます。カイツブリは留鳥とされていて、あ まりおおきな渡りをしませんので、この池で 繁殖しても不思議ではありません。昨日は1羽しかいませんでしたが、冬の間2羽でい たこともありますので、この池に留まって子育てしてくれるといいなあと思っていま す。
ヒガンバナの球根掘り上げ[2025年04月13日(Sun)]
ヒガンバナ掘り上げ250412泉谷 (5).JPG泉谷公園ヒガンバナ3掘出しと選別.JPG
12日泉谷公園にてヒガンバナの球根掘り上げ作業を行いました。駐車場脇の四阿から 下がって。石橋を渡ったあたりにはたくさんのヒガンバナが植わっています。しか し、ずいぶん年月が経っていて同じ場所で分球を繰り返していますので、球根が小さ くなっており、花を咲かせる個体が少なくなっています。昨年より、この場所の改良 に取り組んでいますが、今年も株を掘り起こし、球根の選別を行い大きな球根を植え 戻しました。1株は直径30cmほどの土の塊で大小30近くもの球根が自分の根やチガヤ の根でがんじがらめになっています。これを手でほぐす作業は楽ではありませんでし た。しばらく、この作業を続ければ、何年かのちには、ヒガンバナのじゅうたんが見 られるようになるはずです。
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