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トラツグミ[2025年02月28日(Fri)]
トラツグミ250225泉谷 (1).JPGトラツグミ250225泉谷 (2).JPG
泉谷公園の森の中でトラツグミに会いました。ツグミの仲間で背中・翼の模様からこ の名がついたと思われますが、トラというよりヒョウ柄です。他のツグミと同じよう に地上におりて落ち葉をクチバシで跳ね飛ばしながら潜んでいる虫やミミズを探して います。他のツグミ類より数が少なく、泉谷公園でも頻繁に観察できる野鳥ではあり ません。それに、あまり明るいところに出てきませんので、他の探鳥会でもこれが出 現すると盛り上がります。日本での繁殖地は本州以南の山地で、冬期間平地に下りて くるといわれています。この鳥、夜中にか細い声でなくようで、ヌエドリとも呼ばれ ていたそうです。そのもの悲しげな声に感じたのか万葉集にこんな歌が載っているそ うです。「 久方の天の川原にぬえ 鳥のうら歎(な)げましつすべなきまでに(柿本人麻呂)」嘆いていいるのは天の川 の片方にいる織姫だそうです。
ハシビロガモ[2025年02月27日(Thu)]
ハシビロガモ250224 大百池(2).JPGハシビロガモ250224 大百池(1).JPG
大百池にハシビロガモが戻ってきているようです。冬の初めころにはかなりの数いた のですが、1月の野鳥調査や観察会の時には姿を見ることは出来ませんでした。ここ 10日ほど前から池のあちこちで2,3羽が水面にくちばしをつけぐるぐる回っているの か見られるようになりました。これは水中のプランクトンをこしとっている採餌行動 です。写真のオスは人がいるのをみて陸に上がってきたのですが。エサをくれないと みて帰るところです。どこかで人がエサをくれるということを覚えてしまったのかも しれません。今朝の朝日新聞投書欄に「野鳥に人間の食べ物与えないで」が掲載され ています。以前より野生動物に対する給餌は慎むよう言われてきていますが、やまな いようです。困ったものです。ハシビロガモの繁殖地は大陸の寒帯、亜寒帯だそうで すので、人依存症の個体は生きていけそうにありません。
カラスノエンドウ[2025年02月26日(Wed)]
カラスノエンドウ240224大百池公園 (5).JPGカラスノエンドウ240224大百池公園 (4).JPG
大百池公園城の台近くの陽だまりでカラスノエンドウがわずかながら花を咲かせてい ました。もう少し暖かくなってから咲く花です。畑や道端の雑草としてなじみの野草 ですが、改めて資料を読むと意外な(筆者にとって)ことが多かったです。マメ科な のは花を見ればわかります。葉や種子の形がエンドウに似ていますがエンドづ属では なくソラマメ属。カラスノエンドウが本名と思っていましたが、ハヤズエンドウが標 準和名。実がまっ黒なのでカラス、小葉の先端が矢の弓の弦にあてる部分(ヤハズ) のようにへこんでいるからこの名がついたとありました。今時ヤハズと言ってピンと くる人はごくわずかと思いますが、この和名をつけた時代には普通に通用したので しょうか。オリエントから地中海あたりがもともとの自生地らしく、農耕が始まった ころは食用にもされていたとありました。オリエントからはるばるこの日本列島まで どのような人々がかかわって到着したのでしょうか。
タシギ[2025年02月25日(Tue)]
タシギ250224大百池 (4).JPGタシギ250224大百池 (2).JPG
タシギ 久しぶりに大百池でタシギに会いました。3mほどの距離の水際でエサをさがしてい たのですが、人の気配がすると静止してしまいます。周囲の景色に同化して、カメラ で探すのが厄介でした。掲載した写真ではタシギが見つけるのは大変と思いますので 〇をつけました。タシギは大陸北部が繁殖地で熱帯あるいは亜熱帯地帯まで移動し越 冬しますが、一部は関東以西に留まる個体も少なくないようです。この個体は冬の初 めにいた個体とおなじなのかどうかわかりませんが、はるか南まで飛ぶのをやめてこ の辺りで冬越しすることにしたようです。
メジロ[2025年02月23日(Sun)]
メジロ250221自宅 (8).JPGメジロ250221自宅 (1).JPG
この季節、大百池公園から泉谷公園までのおゆみの道を歩いていて一番よく出会う野 鳥はメジロかもしれません。ツバキやサザンカのなかから「チー、チー」と声がすれ ば,まずメジロです。それも一羽、二羽ではなく群れでいる場合がほとんどです。ま た、ケヤキなど枝先から枝先に渡っていくシジュウカラなどの混群の中にも必ずと 言っていいほどメジロがいます。メジロは雑食性で虫や果実などを食べますが、花の 蜜が大好物でサザンカ、ロウバイ、ツバキ。ウメ、サクラと季節の移ろいに合わせ餌 場を変えて冬を越しているようです。夏にメジロを見ることはありません。高地の繁 殖地に移動し寒くなると平地に戻って来るようです。写真は我が家ですが、2羽のメ ジロがピッタリ寄り添ってしきりに羽繕いをしていました。「目白折々椿の露を吸ひ に来る 寺田寅彦」
マンサク[2025年02月22日(Sat)]
マンサク250221城の台 (1).JPGマンサク250221城の台 (2).JPG
大百池公園城の台でマンサクが満開です。秋の道から冬の道では何本も植えられてい ますが、泉谷公園、おゆみの道、大百池公園ではこの木だけです。マンサク科マンサ ク属の落葉小高木で、本州以南の太平洋岸の山地や雑木林に自生しているそうです。 マンサクの近隣の種やそれとの交配種もあり花の色も少しずつ違っているそうなの で、この木がどれに該当するのかはわかりません。本来のマンサクより花の色が濃い ように思いますので交配種かもしれませんし、違うかもしれません。いずれにせよ、 春に先駆け、リボンのように細長くねじれた花弁をもつ花をたくさんつける魅力的な 樹木です。
スイセンロード[2025年02月21日(Fri)]
スイセン250218おゆみの道 (1).JPGスイセン250218おゆみの道 (3).JPG
おゆみの道扇田小学校脇のスイセンロードのスイセンが咲きそろいつつあります。と はいうもののよく咲きそろっているところ、まだツボミのところ、草丈が10cmほどの ところとかなりばらつきがあります。建物の陰になるところ、土の状態が悪いところ など原因はさまざまと思いますが、ここしばらくまとまった手入れをしていないこと が最大の原因かもしれません。反省しきりです。スイセンはヒガンバナ科スイセン属 の総称で代表的なものにニホンズイセンやラッパスイセンがあります。この場所のは ニホンズイセンです。比較的粗放的な栽培で育ち、寒い時期に咲き、花期も長いので 各地に名所があります。ヒガンバナ科ですので全草有毒成分を含んでいます。たま に、ニラと間違え中毒になる事例が報道されます。
ルリビタキ[2025年02月20日(Thu)]
ルリビタキ250219城の台 (1).JPGルリビタキ250219城の台 (3).JPG
大百池公園城の台でルリビタキに会いました。るり(瑠璃=七宝の一。青色の美しい 宝石。:コトバンク) と名がつくだけあって青色の羽根をもつきれいな鳥で、バー ドウォッチングでもこの鳥が出ると盛り上がります。繁殖地は中部地方以北の山岳地 帯で、冬のあいだ南に移動するそうです。比較的人を怖れないようで4,5mの距離 に近づくこともあり、そういう意味でも人気があります。この日は風も強かったので すが、1時間ほどの散歩の間に、ルリビタキのほかキセキレイ、アオジ。シロハラに 会いましたし、大百池ではカワセミが飛びカイツブリの鳴き声も聞こえました。双眼 鏡を持っていないときに限ってこうなんです。
水面採餌と潜水採餌[2025年02月19日(Wed)]
コガモ250127大百池 (1).JPGホシハジロ191217泉谷.JPG
大百池公園池公園でコガモが逆立ちして水底の何やらエサをあさっているようです。 カモの仲間を採餌方法で区分する方法があります。一つは水面採餌のグループで主に 内水面の池や湖にいるマガモやカルガモ、コガモなどで水面に浮遊しているエサをと ります。もうひとつは潜水採餌のグループで水の中にもぐって魚や貝あるいは藻類な どをとります。このグループは主に海上にいる種類が多いのですが、泉谷公園にいる ホシハジロもこのグループです。水面採餌のカモ類は水底のエサをとるときには写真 のように逆立ちして首を伸ばしてとっているようです。しかし、水面採餌のグループ だからと言って水中に潜れないことはないようです。タカなどの外敵に襲われた時な どとっさに潜水するそうですし、観察事例は少ないのですが、貝や藻類を加えて出て きたコガモやマガモの観察報告もあります。この両者体型が異なっていますので、カ モの識別ポイントのひとつです。
ジョウビタキ[2025年02月18日(Tue)]
ジョウビタキ190220.JPGジョウビタキ191209泉谷 (1).JPG
泉谷公園第2花壇近くの茂みでジョウビタキを見つけました。毎冬やってくるいつも のメンバーですが、今年の冬は出会うことが少ないように感じます。ただ単にこちら の観察力不足であればよいのですが。ジョウビタキの繁殖地は沿海州からバイカルあ たりで越冬のため、日本にやってきますが、最近ではそちらに帰らず国内で繁殖する 例が多く報告されるようになってきたそうです。オスメスとも翼に白い斑紋がありま すので見分けるのは容易です。また越冬期はオスメスともそれぞれがなわばりをつく り単独生活をしますので、穏やかなツーショット写真を撮るのはかなり難しいようで す。掲載写真の撮影場所、日時は別です。「うめもどき鶲はけふも紋付を 山口青 邨」
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