• もっと見る
« 2024年08月 | Main | 2024年10月 »
<< 2024年09月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
倒木[2024年09月20日(Fri)]
倒木240919泉谷 (2).JPG倒木240919泉谷 (3).JPG倒木240919泉谷 (4).JPG
泉谷公園の森の中でスダジイの大木が倒れていました。直径は30cmほどもあり、4mほ どの高さのところでボッキリ折れていました。折れたところを見るとずいぶん腐食し ていますので、ナラ枯れ病被害木かもしれません。倒れたところが通路にかからな かったのは幸いでした。このところ最大瞬間風速が10mを超える日が続いていますの で、これほどの大木はともかくとして直径10cmほどの枝は頻繁に地上に落ちていま す。これでも当たり所が悪ければ命にかかわります。風が吹く日は森の中に立ち入ら ないのが賢明のようです。
クズの花[2024年09月19日(Thu)]
クズ240918大百池公園 (2)a.JPGクズ240916大百池公園 (1).JPG
大百池公園Mr.MAX側遊歩道脇でクズがたくさん花をつけ、甘い香りを周囲に漂わせて います。元の木(グミ?)が何かわからないほど全体に覆いかぶさり、わが世の春と ばかりに花をつけています。マメ科クズ属の多年草とされていますが、条件が良けれ ば基部は木質化し直径が4,5pになることも珍しくないようです。秋の七草のひとつ に数えられていますが、そんな情緒的ものではなく、成長力旺盛で10m以上にも伸び るツルは立ち木を覆いつくし枯らしてしまいます。泉谷公園のこの辺りや有吉公園で も植栽を痛め続けており、手を焼く存在です。東アジアから東南アジアが本来の自生 地ですが、砂漠緑化や庭園用に欧米に持ち込まれましたが、旺盛な繁殖力・成長力に より、今までの植生を破壊しており「世界の侵略的外来種ワースト100「に指定され ています。
アカボシゴマダラ[2024年09月18日(Wed)]
アカボシゴマダラ240914 (2).JPGアカボシゴマダラ240914泉谷 (1).JPG
泉谷公園のトイレ付近でアカボシゴマダラにあいました。タテハチョウ科のチョウで 赤い斑紋がよく目立ちます。朝鮮半島から中国、ベトナムまでが本来の生息地で、国 内では奄美周辺にのみその亜種がいます。しかし、1995年に埼玉県でこれが発見さ れ、その後またたくまに関東一円に拡がり、今ではごく当たり前にみられるように なってしまいました。遺伝的には中国系で、「放蝶ゲリラによる人為的な拡散(環境 省)」とみなされています。この幼虫の食草はエノキで、同じこの木を食草とする在 来種のオオムラサキ、テングチョウなどとの競合が心配されています。対策として 「捕獲,啓蒙・啓発活動による移入・拡散防止(環境省)」が掲げられていますが、 いったん定着した外来種を絶滅させるのは至難の業です。とくにこのチョウのように 目に見えて被害を気づけない種では・・・。
ギンナン[2024年09月17日(Tue)]
イチョウ240916大百池公園 (1).JPGイチョウ240916大百池公園 (2).JPG
大百池公園のイチョウがたくさんの実をつけています。黄色く熟して地上に相当数落 ちています。先日、イチョウの枝が落下し歩行者が死亡するという痛ましい事故があ りました。報道によれば1本の枝に数10kgもの実が付きその重さで落下したとありま した。ここのイチョウはそれほどでもありませんが、注意が必要です。イチョウは公 園や神社に植えられ、街路樹としても私たちになじみの樹木です。花を咲かせる植物 の中では早い段階に出現した裸子植物の仲間で、ジュラ紀にはイチョウの仲間が地球 の広い場所で栄えたそうです。しかし、現存するのは私たちが目にするこの種だけと ありました。樹木のことをギンナン(銀杏)と呼ぶこともあるそうですが、ギンナン といえば通常はその実を指します。その熟した表皮は異臭がしますので、下手にこれ を踏み付け家に帰ると悲劇です。食用にする実の中にも抗ビタミンB6物質を含むた め、子供は6粒、大人は40粒が限度とありました。体質にもよりますのでご注意を!
メリケンカルカヤ[2024年09月16日(Mon)]
メリケンカルカヤ240914泉谷.JPGメリケンカルカヤ240913泉谷 (1).JPG
泉谷公園トイレ脇の草はらで軸だけの様に見えるつんつんした草が目につきます。お ゆみの道のところどころでもこの群落を見ることが出来ます。イネ科のメリケンカル カヤと思います。「葉身が退化し、葉鞘の実となっているので」このような姿になっ ているようです。花は葉鞘のなかで実り綿毛とともに風に乗って広がるとありまし た。アメリカ産の外来種で1940年頃国内で発見され、今では関東地方以西の畑地、市 街地、荒れ地などに拡がっているそうです。メリケンはアメリカンの訛った言葉。神 戸のメリケン波止場が有名。子供のころ、小麦粉のことをメリケン粉という人がかな りいましたが、今では死語でしょうか。そういえば「うどん粉」という人もいなく なったように思います。
カルガモ[2024年09月15日(Sun)]
カルガモ240911南生実 (2).JPGカルガモ240911南生実 (3).JPG
大百池公園のすぐ脇の稲刈りが終わったばかりの田んぼで、20羽ほどのカルガモが一 生懸命落穂を食べていました。落穂と言えど新米ですのでさぞかしおいしいと思いま す。うらやましいことです。カルガモは大きな渡りをしないことはよく知られてい て、ほぼ年中同じ場所にいるように書かれているものが多いようです。しかしここ大 百池では桜が終わるころから徐々に数を減らしほとんど見られない時期が2か月ほど あるように思います。梅雨明け頃から帰ってくるカルガモが徐々に増え、今では50羽 ほどが池で羽根を休めています。暑さは依然続いていますが、これから多くのカルガ モ以外の水鳥も戻ってくると思います。楽しみです。
タマゴタケ[2024年09月14日(Sat)]
タマゴタケ240913泉谷 (1).JPGタマゴタケ240913泉谷 (2).JPG
今年もタマゴタケが泉谷公園に出ています。いつもの場所とはやや違い遠路のすぐ脇 に11本も出たのですが、気が付くのが遅くてほとんど傘が開ききっていて残念です。 タマゴタケの魅力は何と言っても傘が開く前の濡れた感じのある濃いエンジ色です。 また別のグループが出てくることを期待しています。有毒なキノコの代表の様に扱わ れるテングタケの仲間ですが、この種はおいしく食べられるようです。ネットでは 1kg1万円の値札が付いていました。これが高いのか安いのかわかりませんので、シメ ジの市況価格を調べましたら全国 平均でkgあたり601円とありました。市況と末端価格では比較になりませんが、流通 コストを加算してもずいぶん高い食べ物のようです。
アレチヌスビトハギ[2024年09月13日(Fri)]
アレチヌスビトハギ240912泉谷 (2).JPGアレチヌスビトハギ240912泉谷 (4).JPG
泉谷公園の下ノ池から上ノ池に向かうベンチ脇でアレチヌスビトハギが咲いていまし た。マメ科シバハギ属の一年草です。北米原産で1940年に大阪で発見され、今ではほ ぼ全国に分布を広げていますが。関東以西に多いとありました。在来種のヌスビトハ ギは半日蔭の山林内に多いのですが、こちらは日当たりの良い荒れ地や造成地に多い とありました。ヌスビトハギの実の節は2つでメガネのように見えますが。こちらは 3〜6と多いので識別ポイントのひとつです。一年草と書かれた解説がおおいのです が、この場所の育成状態を見るとどうも根の状態で越冬しているように見られます。 これが広がり森の中に侵入するのを防ぐため、この一帯のアレチヌスビトハギを刈り 取りました。観察したい方は、少し遅れますが有吉公園民家側植栽地で毎年実をつけ ていますのでそちらにお出かけください。
[2024年09月12日(Thu)]
虹240911大百池 (3).JPG虹240911大百池 (2).JPG
昨日、久しぶりに虹を見ました。大百池から東の方に出ていました。写真写りはあま りよくありませんが、肉眼ではそれなりに見えました。ところで、その色を言い当て られる人は少ないと思いますが、虹は七色というのは常識です。赤、橙、黄、緑、 青、藍,紫です。しかし、日本では7色ですが、アメリカでは6色、ヨーロッパでは5 色だそうです。7色説の始めはニュートンがドレミに対応させたのが始まりとされて いるそうです。この説は、17世紀、18世紀には否定する意見が多く出されるのです が、明治維新以後日本に導入されたのは7色説でこれが広く定着したようです。今の 小学校、中学校では光の構造(波長)については学ばなくて、高校の物理では6色だ そうです。手元にある「2004年版理科年表(国立天文台編)」も6色説で可視光線は 赤、橙。黄、緑。青、紫としています。「はじめより薄かりし虹なほうすれ(山口誓 子)」
ヤブラン[2024年09月11日(Wed)]
ヤブラン240906泉谷 (1).JPGヤブラン240906泉谷 (2).JPG
泉谷公園駐車場下の草はらにある切り株の中でヤブランが咲いています。キジカクシ 科ヤブラン属の常緑多年草で全国の林床などに自生しているそうです。暑さ寒さに強 く日陰のところ、日なたのところなどさまざまな環境に適応するのでグランドカバー などに広く使われています。この場所は造成地ですの開発前からあったわけではなさ そうですが、切株の中のポツンと一株ですので、鳥が運んだ種がうまく育ったのかも しれません。
検索
検索語句
最新コメント
近所の住民
SnapshotJapan第2弾 (11/03) 近所の住民
SnapshotJapan (11/03) 土江 光男
ヤブガラシ (08/19) 土江 光男
アゲハチョウ (07/08)
モクレン (04/15)
タグクラウド
プロフィール

おゆみの道・緑とせせらぎの会さんの画像
https://blog.canpan.info/midori-seseragi/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/midori-seseragi/index2_0.xml