活動予定[2024年08月31日(Sat)]
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活動予定[2024年08月31日(Sat)]
セミ爆弾[2024年08月30日(Fri)]
有吉公園の湯歩道を歩いていたら地表でセミがバタバタしていました。寿命が尽きか
かって地表に落ちたセミが人の気配で飛び上がったり、バタバタすることを「セミ爆
弾」あるいは「セミファイナル」と呼ぶそうです。はじめて知りました。また、死ん
だセミの脚は閉じており、生きたそれは開いているともありました。生きていれば反
応しますので、あまり役に立たない知識と思わなくもないです。ところでバタバタし
ていたセミはミンミンゼミでした。この時期になると、わが世の春?とばかり鳴いて
いたアブラゼミとクマゼミの声は聞こえなくなり、今はヒグラシ、ミンミンゼミ、ツ
クツクボーシの声が聞こえます。これも次第にツクツクボーシの声が目立つようにな
り9月の終わりころには今年のセミのシーズンともお別れになるはずです。
エノキ[2024年08月29日(Thu)]
ノシラン[2024年08月28日(Wed)]
大百池公園Mr.MAX側遊歩道の脇でノシランが花盛りです。ランと名がついています
が、キジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑多年草で本州中部以西の海岸近くの半日蔭地が
自生地だそうです.。日本庭園などの下草として関東地方でもよく使われているそう
です。秋には輝くような青い実をつけるのもこの植物の魅力です。これの学名は
Ophiopogon jaburan オフィオポゴン ヤブランとでも読むのでしょうか。ヤブラン
はノシランよりやや小ぶりですが、キジカクシ科ヤブラン属の常緑多年草で別種で
す。これの学名はLiriope muscari(リリオペ ムスカリ)ムスカり? これもどこ
かで聞いた名前です。春にブドウのような房状の花を咲かせる園芸植物です。これは
キジカクシ科ムスカリ属です。学名と日本語名が錯綜していて面倒ですが学者でなけ
れば、関係ないといえば関係ない話です。
SnapshotJapan[2024年08月27日(Tue)]
本会はSnapshot Japanの事業に参加し、大百池公園から泉谷公園までの森の中に赤
外線カメラ11台を設置します。昨日は手始めに3台設置しました。スナップショッ
ト・ジャパンは日本の陸上動物のデータを収集するためのカメラトラップによる共同
調査プロジェクトで、国立環境研究所が担当しています。このプロジェクトは全世界
共通の調査手法により陸上動物の動態を把握して得られたデータを提供することによ
り、生態系研究の向上に貢献しようというものです。国内では約40カ所が選ばれ、本
会は街の中に残された自然環境での調査価値が認められたと考えています。もちろん
カメラ設置について千葉市長の許可はいただいています。カメラは普通の人は立ち入
らない場所に設置して、人は写らないよう配慮しています。画像チェックは、設置者
(本会)、主催者、AIによりチェックされ、人物が写った画像データは研究者に提供
されない仕組みになっています。カメラを見つけても悪戯などしないでください。詳
しくはhttps://www.nies.go.jp/biology/snapshot_japan/index.htmlをご覧くださ
い。
ウコンハツ[2024年08月26日(Mon)]
ヤマイ[2024年08月25日(Sun)]
大百池のふちにたくさんのヤマイが見られます。「病い」ではなく「山に生えるイグ
サ」らしいです。カヤツリグサ科テンツキ属の1年草で、山というより畦や草地のや
や湿った場所に多く見られるそうです。カヤツリグサ科はイネ科とともに単子葉植物
の代表です。イネ科は8.000種、カヤツリグサ科は4,500種ともいわれ、植物の中でも
極めて大きなグループです。ともに風媒花として発達してきましたので、花は地味で
外形的にも似たものが多く、ちょっとした植物愛好でも、イネ科とカヤツリグサ科は
最初からギブアップされる方も多くいられます。簡単な見分け方が載っていましたの
で紹介します。カヤツリグサの茎の断面は3角のものが多く、さらに茎の中は詰まっ
ているのに対し、イネ科植物は空洞になっているそうです。これでイネ科、カヤツリ
グサ科の区別は分かってもそれから種にたどり着くのが大変です。
栗の実[2024年08月24日(Sat)]
大百池公園城の台でクリの木が実をたわわにつけています。まだ、食べられる状態に
なるにはしばらくかかりそうですが、細い枝に何個ものイガクリが付いているのは見
事です。しかし、その中に枯れたイガクリも珍しくありません。地表にもたくさんの
イガクリが落ちています。なぜこんなにも落ちているのかを調べました。せっかく
育った木の実が熟する前に落ちてしまうのは、台風などによる物理的原因と病害虫に
よるものはすぐ思いつきます。このほか生理的落果という現象があり、今の時期の落
果のほとんどの原因はこれだそうです。これは、たくさんの実をつけすぎて不完全な
実ができるのを未然に防ぎ、木そのものの消耗を避けるため自律的に実を落とす淘汰
現象だそうです。クリに限らず、モモやカキではよく知られた現象とありました。
「蒼栗の稚なき毛虫丸まりて(香西照雄)」
ケイトウ[2024年08月23日(Fri)]
泉谷公園第1花壇でケイトウが花盛りです。ヒユ科ケイトウ属の1年草でインドなど熱
帯地方が原産地で、中国を経て日本に持ち込まれたそうです、それも、かなり古い時
代(奈良時代?)にやってきて日本でさまざまに改良されてきたそうです。なんと
いっても花のかたちが変わっていて鶏のとさかに似ているのでこの名が付いたとされ
ていますが、好き嫌いがはっきり分かれる草花です。鼻の構造がよくわからなかった
ので、ネットで調べると、「花に見えるのは茎の先が変形した「花序(かじょ)」
(もしくは花穂)です。(中略)鶏の頭のような色づいた部分は「花序」で、その根
元の「帯化」した部分に「花びらのない」小さな花がたくさん付いています(https:
//www.aoyamahanamohonten.jp
ショウジョウトンボ[2024年08月22日(Thu)]
おゆみの道の水路の上をひとしきり旋回したあと、水路にせり出た枯れ草の先に赤い
トンボが停まって小休止していました。ショウジョウトンボと思います。普通、赤と
んぼといえば、トンボ科アカネ属のトンボを指すことが一般的なようです。たとえ
ば、ナツアカネ、アキアカネ、ノシメトンボなどです。ショウジョウトンボはトンボ
科ショウジョウトンボ属ですので赤トンボではないということです。何年か前、環境
省後援、日本自然保護協会主催の「しぜんしらべ 赤とんぼさがし!」でも、このト
ンボを除外しています。今の時期、アカネ属のトンボはまだ成熟していなくてさほど
赤くないものが多いのですが、このショウジョウトンボは顔からシッポの先まで、さ
らに足までも真っ赤ですので、これこそ「ザ・赤とんぼ!」と言って良いと思います
が、
人間社会なかなか思う世にいかないようです。
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