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美化活動[2023年02月19日(Sun)]
美化活動230218有吉 (1).JPG美化活動230218有吉 (2).JPG
18日有吉公園に美化活動を行いました。この日は晴れあがり風もなく絶好の活動日和 でした。いつもように遊歩道、水路などに散らばっているゴミを拾い、通行・景観の 邪魔になる樹木やススキの刈込などを行いましたが、この日の目玉作業は四阿の山側 の石庭の復元です。この付近は団地造成当時立派な石庭でしたが、管理放棄によりオ カメザサなどが徒長し、冬の日暮れ時などは歩くのが怖いとまでいわれていました。 本会が何年か前から少しずつ刈り取り、水路側はほぼ復元しましたので、今回は山側 の復元に取り組みました。茂みの句に積まれていた倒木などを運び出し、アズマネザ サやオカメザサを刈込みました。しばらくは機会あるごと刈り込み作業を続けます が、2年もすれば遊歩道の両側に広がる落ち着いた石庭を楽しむことができると思い ます。この日の活動には飛び入り参加の親子連れ2組をはじめ27名が参加しました。
ナズナ[2023年02月18日(Sat)]
ナズナ230217南生実 (10).JPGナズナ230217南生実 (3).JPG
大百池の向こう側台地の上も宅地化されることになったらしく、ぽつりぽつりと耕作 をやめる畑が目につきます。そんな畑の一隅にナズナの群落があり、まだたくさんの 花をつけていますが、実が熟し本体も枯れかかったものも多く盛りを過ぎた感じがし ます。ナズナはアブラナ科の越年草で畑や道路脇などでみることが多い典型的な雑草 です。ナズナは春の七草のひとつですからイメージは悪くないのですが、別名ペンペ ングサとなるとぐっとイメージが悪くなります。「ペンペングサしか生えない。」と か「ペンペングサが生える。」など生えても生えなくてもよくないイメージです。不 思議です。不思議ついてにもう一つ。図鑑ではナズナの花期は3月から7月頃とあり ますが、この場所では2月にもうその一生を終わろうとしています。これも温暖化の 影響なのでしょうか。
ヤブツバキ[2023年02月17日(Fri)]
ヤブツバキ230216城の台 (5).JPGヤブツバキ230212泉谷 (1).JPGヤブツバキ230216城の台 (2).JPG
大百池公園城の台でマンサクが満開ですがその後ろでヤブツバキが咲いています(写 真A)。その花をよく見ると、写真Bの花弁は傷がなく筒所のオシベも整っています が、写真Cでは花弁に傷がありオシベも乱れています。後者はメジロがとまってオシ ベの中に頭を突っ込んで蜜をすった跡と思われます。ヤブツバキと花粉の媒介者メジ ロはお互いに頼りになる相棒として進化してきたといわれています。ヤブツバキは目 印になる大きな赤い花、軽いといっても虫に比べれば比較にならない重さのメジロが とまっても大丈夫な頑丈なつくり、茶筅のようなオシベの構造、そしてたくさんの蜜 を用意しています。メジロは細いくちばしと舌の先がブラシ状になっており効率よく 蜜を吸えるようになっているそうです。日本生態学会の関係HPでは「メジロの個体数 密度は、ヤブツバキの花資源量に大きく規定されている」ことなどを明らかにした論 文が掲載されています。興味がある方は検索して読んでください。
ハシボソガラス[2023年02月16日(Thu)]
ハシボソガラス230215有吉 (2).JPGハシボソガラス230215有吉 (3).JPG
有吉公園石庭にカラスが2羽降りて何かしきりにつついていました。くちばしが細い ハシボソガラスです。おゆみ野にはもう1種類くちばしが太いハシブトガラスがいる のですが、本来この辺りをなわばりとするハシボソガラスの形勢不利で減っていると もいわれます。日本、朝鮮半島、沿海州では両種とも生息していますが、ハシボソガ ラスはそれからシベリア地方へと分布域が広がっていますので、北方系とも言えま す。それに対しハシブトガラスは中国、東南アジアへと分布域が広がりますので南方 系なのでしょう。両種がいる日本ではハシボソガラスが平地の里近く、ハシブトガラ スが山地と大まかな棲み分けがあったのですが、都市化の進行によってハシブトガラ スの平地への進出が目立ってきているそうです。
ハンノキ[2023年02月15日(Wed)]
ハンノキ230207大百池公園 (2).JPGハンノキ230207大百池公園 (6).JPG
大百池公園京成線近くのハンノキがたくさんの花をつけています。ハンノキはカバノ キ科の落葉高木で全国の低地や湿地が自生地とのことです。ハンノキは雌雄異花でか んざしのように見えるのが雄花の集まりで、雌花はあまり目立ちません。この木は風 媒花で、授粉に虫の手助けを必要しませんので、あまり虫媒花のように見た目の美し さはありません。そのためでしょうか、ハンノキを詠ったこんな句があるそうです。 「はんのきのそれでも花のつもりかな」なんと小林一茶の句だそうです。「椋鳥(ム クドリ)と人に呼ばるる寒さかな」と江戸っ子の田舎者に対する蔑視に歯ぎしりした 一茶らしくない句です。もっとも、15歳で故郷信州を出たのですが、39歳で戻 り、父の死後13年にわたり実弟と遺産争いを繰り広げた一面もありますので、人は複 雑です。
ミシシッピアカミミガメ[2023年02月14日(Tue)]
ミシシッピアカミミガメ (2).JPGミシシッピアカミミガメ230207大百池 (3).JPG
真冬でも暖かい日には甲羅干ししているミシシッピアカミミガカメをたまに見かけま す。日本にいるカメの仲間は気温が下がってくると代謝を下げ水底で冬眠に入ること はよく知られています。しかし、はちゅう類であるカメは肺呼吸なので、窒息しない のか不思議でした。井の頭公園の関連ページに次のような記載がありました。「(ミ シシッピアカミミガメは)喉や腸から水中の酸素を取り込む能力があるので、体温が 下がり代謝が低下する冬は肺呼吸をしなくても生きていられるのです。 https://www.bun-shin.co.jp/post-388/」。ところで、ミシシッピアカミミガメはア メリカサリガニとともに本年6月1日より条件付き特定外来生物に指定されるそうで す。特定外来生物は飼育、輸入、譲渡、放出が禁止されていますが、これらは販売、 頒布の目的以外の飼育、譲渡は許されるそうです。個人の楽しみの範囲での飼育は許 されるということですが、飽きたから野外に放流するのはご法度です。罰則は意外に 重く最高刑が懲役3年又は罰金300万円あるいは併科ということす。ミシシッピアカミ ミガメの飼育下の寿命は40年ということですので、飼育するには相当の覚悟が必要で す。
ニホンアカガエル[2023年02月13日(Mon)]
二ホンアカガエル230212泉谷 (1).JPG二ホンアカガエル230212泉谷 (2).JPG
泉谷公園の菖蒲田などでニホンアカガエルの産卵が始まりました。2月11日に菖蒲 田、ビオトープ、下ノ池で産卵を確認しました。昨年は菖蒲田、ビオトープが2月20 日、下ノ池が2月13日でしたので少し早いと思えますが、その前の年はいずれも2月2 日でした。産卵が遅くなったり、早くなったりする理由はよくわかっていません。ニ ホンアカガエルは日本固有種ですがあまり珍しい生きものではなかったようです。し かし、生息地の明るい樹林地の宅地化と産卵場所の水田の乾田化により急速にその数 を減らしており、千葉県、千葉市とも「最重要保護生物」に指定しています。このカ エルは厳寒期に冬眠から覚め産卵し、再び落ち葉の下などに潜り込み4月頃まで眠る 変わった習性の持ち主です。これからしばらくは、順調に産卵を続けてくれるかどう か気になる日が続きます。
ヤマユリの里帰り作戦[2023年02月12日(Sun)]
ヤマユリ里帰り作戦230211泉谷 (2-1).jpgヤマユリ里帰り作戦230211泉谷 (3).JPG
11日、泉谷公園にてヤマユリの里帰り作戦を実施しました。本会は消えかかっている 泉谷公園のヤマユリを元にもどすための活動に2015年より取り組んでいます。およそ 30名のヤマユリサポーターが、自生のヤマユリから採取した種子を花が咲くまで自宅 で育て、その球根を泉谷のやまに戻そうという試みです。21年2月に初めて15個の球 根を山に帰し、今年で4回目です。手探りで始めたことですので、いろいろ失敗もあ りましたが、昨年暮れの植え替えで44個の大きな球根を確保できていましたので、こ れらを泉谷公園の3か所に分散して植え付けました。雨上がりで斜面での作業ですの で意外に体にこたえましたが、予定通り作業を終えることができました。梅雨明けの 頃には立派な大輪を咲かせてくれることでしょう。
モズ[2023年02月11日(Sat)]
モズ230129大百池公園 (1).JPGモズ230129大百池公園 (4).JPG
大百池公園城の台への登り階段あたりでモズに会いました。モズはスズメよりやや大 きくその食性は動物食でその捕食対象は昆虫からカエル、トカゲまで幅広く、スズメ を襲うこともあるそうです。秋になわばり争いのための高鳴きがこの辺りでもよく聞 こえましたが、今は落ち着いたのでしょう。枝先などで静かにしっぽを振っている姿 をたまに見かけます。北の地方や高地のモズは冬になると里に下りてくるそうです が、この辺りではほぼ周年見られますので、大きな移動はしていないと、かってに 思っています。ドイツではモズを「絞め殺す天使」というそうです。エサの小動物を 絞め殺しているわけではありませんし、目の黒いマスクと鉤鼻では天使にほど遠いと 思いますが、どうでしょうか。
フキノトウ[2023年02月10日(Fri)]
フキノトウ230206泉谷 (2).JPGフキノトウ230205泉谷.JPG
泉谷公園六通側の陽だまりにフキノトウがぽつりぽつりと顔を出しています。年寄り 夫婦があまり出ていないなどと言いながらこれを摘んでいました。フキはキク科フキ 属の多年草で全国の丘陵地や平地などに広く分布し、あまり珍しくなく見られます。 地下茎から直接花茎や葉を出しますので少し変わった植物といえます。早春にまず花 茎をだし、しばらくして葉を出します。いずれも食用になりますが、若い花茎をフキ ノトウといい、そのほろ苦さが早春の山菜としての魅力だそうです。フキノトウの一 般的なイメージとしては「山里や雪の中より蕗のとう (政岡子規)」 ですが、ここ 泉谷公園のフキは去年の葉がまだ元気に残っていて、そのあいだから顔を出していま すのでずいぶん違います。最近(といっても2年ほど前ですが)フキノトウの苦みの 成分ペタシンがガンの増殖・転移を抑制するとの報道がありました。その続報に接し ていませんがどうなったのでしょうか。
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