
アオマツムシ[2020年11月20日(Fri)]
城ノ台のトイレの壁にアオマツムシが止まっていました。通常は樹木の高いところに
いて「リー、リー、リー」と鳴いているのですが、秋の終わりには産卵していのち尽
きるそうです。何が目的でトイレにやってきたのか分かりませんが「死に場所」を求
めてきたのであれば場違いなように思います。この虫は明治の頃中国から渡ってきた
外来種ですが、70年頃から都市部の公園や街路樹でよく目にするようになったとの
ことです。本家マツムシが聞かれなくなった頃とも重なります。しかし、こちらの生
息環境は明るい草地ですので直接競合はないようにみられますが、環境全体の変化が
在来種に不利な報告に進んできた結果なのでしょうか。黄葉の写真は泉谷公園です。