エゴノキ[2019年05月22日(Wed)]
あちこちでエゴノキが掛け値なしの花盛りです。根元付近は落ちた花が絨毯のようで
す。釣り鐘状の白い花が下向きにこれでもかというほどついていますので遊歩道脇な
どに植えられたエゴノキは見過ごすことはありません。林の中では高木となっていま
すが、今のシースンは落ちている花ガラを目印に探すと意外なところでこの木を見つ
けることが出来ます。この木はやがて丸い実を付けますが未熟な果皮には界面活性作
用のある有毒成分が含まれています。自然観察会などではペットボトルにこの果皮と
水を入れ振って、泡立つさまを見せる事があります。一般には魚毒作用あり漁に使っ
たといわれますが、それほど強い作用は期待できないという説もあります。さてどち
らが正しいのでしょうか。