ドクガの仲間[2026年08月26日(Wed)]
大百池公園の桜の幹にずいぶん目立つ毛虫がいました。背中に黄色の帯があり長い毛が生えていますのでいやでも目立ちます。触ってみる気も起きません。図鑑であれこれ調べるとドクガの仲間のようです。名前の通りさされるとかなりの被害にあうそうです。種までは判定できませんが、モンシロドクガ、キドクガ、ゴマフリドクガあたりと思われます。それぞれ幼虫の食草の範囲はかない広いのですが、キドクガのそれには、バラ科、桜が記載されていませんでしたので、これは違うのかもしれません。猛毒で捕食者から身を守っているので、大繁殖しているのかと思ったのですが、生きものの世界それほど甘くないようです。毒毛はすべての捕食者に対抗できるわけではなく特に寄生バチに対してはお手上げです。成虫の生存期間は短くても、卵の期間、幼虫の期間、さなぎの期間がありますので、その時々の気象、エサの状況、密集のリスクなどあります。幼虫の期間の毒針は万能の盾ではないようです。様々な武器や弱みを同時に持つことによって生き物のバランスは微妙に保たれているようです。



