コフキサルノコシカケ[2026年01月30日(Fri)]
泉谷公園の森の中で奇妙なキノコに会いました。形はサルノコシカケそのものです
が、全身ビロードでおおわれているように見えます。調べるとコフキサルノコシカケ
というそうで、関東地方の里山ではごくふつうにみられるそうです。ブナやナラなど
の広葉樹の幹や切り株に生え、表面は灰白色でビロード状の粉(胞子や菌糸の層)に
覆われ、指でなぞると跡が残るのが名前の由来とありました。硬く木質化しており食
用にはなりませんが、樹木を分解して森の物質循環を支える重要な存在です。かつて
は乾燥させて火起こしや止血材など民間的な利用もありました。絵を描くと線がくっ
きり残るため「キノコのキャンバス」とも呼ばれるそうですが、森の中で落書きを見
るのは楽しくありませんので試さないでください。



