ハンノキ[2026年01月25日(Sun)]
大百池畔で、(多少オーバーですが)遠目でみると赤く染まった樹木が何本もありま
す。近づいてみるとカンザシのように多数の花穂が垂れ下がっています。ハンノキの
雄花の集団です。やがてこれが成熟すると大量の花粉を散布し多くの人を悩ませるこ
とになります。ハンノキはカバノキ科ハンノキ属の落葉高木で、日本各地の湿地や川
沿い、ため池周辺などに多く見られます。早春、葉が出る前に雄花序と雌花序を同時
につけ、風によって受粉します。秋にできる果穂は松かさのように木質化し、冬まで
枝に残るのが特徴です。根には窒素固定を行う放線菌と共生する性質があり、やせ地
や湿地でもよく育ち、土地の改良にも役立ちます。水辺の生態系を支える重要な樹木
です。



