ナンキンハゼ[2025年11月10日(Mon)]
泉谷中グランド下あたりのおゆみの道でナンキンハゼの紅葉が見事になりつつありま
す。ナンキンハゼは中国原産のトウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木で、江戸時
代にロウをとる目的で持ち込まれたそうです。今では平地でも見事に紅葉しますので
街路樹や公園樹として多く利用されています。この場所の紅葉は木によってまだ青い
ものもあり一斉でないのが少し残念です。よく見ると木々の葉っぱの間にたくさんの
白い実が見えます。この白い実は葉が落ちた後も長い間枝にとどまっています。白く
見えるのは植物性脂肪(ワックス)で野鳥にとっては高カロリーですが消化するのに
多くのエネルギーを必要とするため一度にたくさん摂ることはしないようです。また
表面のワックスは種子の表面を保護し長く枝にとどまる役目も果たしています。野鳥
にとっては餌が少なくなる冬の大切な餌となりますし、人にとても冬枯れの樹木に花
のようについた白い実は観賞価値があります。当の樹木にとっては野鳥による種子散
布の期間が長くなる効果があり、三方うまくいくシステムのようです。



