泉谷公園六通口の地表に黒い実がたくさん落ちています。頭上を見上げてそれらしい
木を探すと、ムクノキのようです。ムクノキはアサ科ムクノキ属の落葉高木です。大
木になると木肌がはがれ、基部が板根状になります。下ノ池から森に入ってすぐのと
ころにあるムクノキの大木でこの状態が観察できます。葉は両面ともざらついていて
象牙やべっ甲などの工芸品や木製家具の仕上げ研磨に使用されたそうです。写真の実
はまだ青いのですが、熟すると黒紫色となり干し柿のように甘くておいしくて、昔は
子供たちのおやつにしたとありました。「椋の実や敗れて飢えし日のありぬ 久野鈴
一」