街を歩いているとあちらこちらでどこからともなくキンモクセイの香りが漂ってきま す。おゆみの道でもたくさんのキンモクセイが植えられています。写真は有吉公園野 球場脇ですがかなりの大きさです。キンモクセイの香りはなぜか懐かしさや郷愁を呼 び起こすことも多いらしく、多くの人々に親しまれています。しかし、ある世代の人 の中にはトイレの消臭剤のにおいに結びついて否定的にとらえる方もいるそうです。 消臭剤メーカーも無粋なことをしたものです。キンモクセイはモクセイ科モクセイ属 の常緑小高木でモクセイの亜種とされています。中国原産の雌雄異株で日本には雄の 木が持ち込まれ各地に広がったため、日本には雄の木しかないといわれています。た だ、中国にはたくさんのモクセイの亜種や園芸種があるそうですが、日本のキンモク セイのDNAと一致するものは見つけられないそうです。そのため、日本起源説を主張 される方もいるようです。