
マンネンタケまたの名を霊芝[2025年06月23日(Mon)]
しばらく前ですが、6月3日泉谷公園のある切り株に変わったキノコが生えているのを
見つけました(写真A)。図鑑やネットで調べたのですが、なかなか見つかりません
でした。国立科学博物館のページでマンネンタケの幼菌と分かりました。マンネンタ
ケは霊芝とも呼ばれ、中国の神農本草経や日本書紀などにも記載されている薬用キノ
コです。一説には不老長寿の妙薬ともいわれるそうです。ネットには、乾燥粉末1g強
1,435円とか54g9,289円とか出ていますので、今でも根強い人気があるようです。と
ころで切り株のマンネンタケですが、成長する様子を写真に収めていました(写真B
〜D)が、かなりゆっくりでした。ところが21日には一番大きく育った個体がなく
なっていました(写真E)。誰かが「収穫」したようです。残った個体も育てば持っ
ていかれるのかもしれません。なお、このキノコの薬効は、不老長寿はともかくとし
て、その他についても科学的には証明されていないようです。