
ヘビトンボ[2025年06月02日(Mon)]
こやつ小総合学習の時、ある児童が何やら虫がとまっている枝を持ってきて「な
に?」と聞かれました。見たことがない姿でしたので、グーグルで調べるとヘビトン
ボと出ました。トンボと名がつきますが、分類上はアミメカゲロウ目でトンボとはず
いぶん離れています。また、姿もトンボらしくありません。どうしてこの名がついた
のでしょうか。全国に生息しているそうですが、河川の中流から上流のきれいな水域
にいるとのことです。千葉市のレッドブックではランクC(要保護生物)に指定され
ていますが、「ヘビトンボ、タイリククロスジヘビトンボは、房総丘陵では渓流に普
通に見られるが、北総地域ではほとんど記録がない。」と記されています。泉谷公園
の水域で生まれた個体であるかどうかよくわかりませんが、珍しい生きものが見つ
かってうれしい気持ちもあります。しかし、次のような文章もありましたので、ある
意味困ったなとも思っています。「この幼虫は強い肉食性でこれが1匹いるとほかの
水生昆虫の被害は甚大である。」