大百池のふちには何本ものハンノキがあるのですがそろってたくさんのカンザシのよ
うな雄花序(雄花の集まり)をぶら下げています。ハンノキはカバノキ科ハンノキ属
の落葉高木で全国の湿地近くに自生しています。今のところ紫褐色の雄花序が風に由
来で知るさまはそれなりではありますが、やがては花開くと大量の花粉を飛ばし、花
粉症の原因となります。関東地方ではスギ花粉に先だち1月中旬より5月ごろまで長
い期間飛ばしているそうです。関東地方ではスギに比べれば植栽数が少ないので花粉
症の人でもハンノキに感作していることに気づいていない方も多いそうです。