ガマズミ[2024年10月30日(Wed)]
大百池公園城の台でガマズミが赤い実をつけています。ガマズミ科ガマズミ属の落葉
低木で全国の雑木林の林縁に自生しています。この赤い実は人が食べてもおいしいそ
うで、野鳥が好んで集まり早い時期に食べられてしまいます、同じ赤い実でもピラカ
ンサやクロガネモチなどは比較的遅くまで残っていますので、小鳥たちも味が分かっ
ているのかもしれません。ふと見るとその枝先にオオカマキリの卵嚢がありました。
カマキリの卵嚢を野鳥が捕食することは珍しいことではなく、シジュウカラ、ヤマガ
ラ、コゲラ、ハシブトガラスなどによる多くの事例が報告されているようです。産ん
だカマキリは葉陰でちょうど良い場所と思いこの場所にしたのでしょうが、やがては
葉落ちますので、小鳥たちにしてみれば本膳に二の膳付きのご馳走ということになり
そうです。