アレチヌスビトハギ[2024年09月13日(Fri)]
泉谷公園の下ノ池から上ノ池に向かうベンチ脇でアレチヌスビトハギが咲いていまし
た。マメ科シバハギ属の一年草です。北米原産で1940年に大阪で発見され、今ではほ
ぼ全国に分布を広げていますが。関東以西に多いとありました。在来種のヌスビトハ
ギは半日蔭の山林内に多いのですが、こちらは日当たりの良い荒れ地や造成地に多い
とありました。ヌスビトハギの実の節は2つでメガネのように見えますが。こちらは
3〜6と多いので識別ポイントのひとつです。一年草と書かれた解説がおおいのです
が、この場所の育成状態を見るとどうも根の状態で越冬しているように見られます。
これが広がり森の中に侵入するのを防ぐため、この一帯のアレチヌスビトハギを刈り
取りました。観察したい方は、少し遅れますが有吉公園民家側植栽地で毎年実をつけ
ていますのでそちらにお出かけください。