
ジョロウグモ[2024年02月10日(Sat)]
大百池公園城ノ台のトイレの軒先でジョロウグモがじっとしていました。ジョロウグ
モは全国の山野や人里などに生息し、おそらくもっともよく目にするクモと思われま
す。普通、秋に産卵しその一生を終えるのですが、この個体は寒さに耐え生き延びて
いるようです。この場所は雨風をしのげますし、冬でも活動する昆虫が集まる場所で
もありますので、エサに困ることもないのかもしれません。毎年ではありませんが、
厳寒期まで生き延びているジョロウグモを観察することはそんなに珍しいことではあ
りませんので、多少は温暖化の影響があるのかもしれません。ただ、暖かければ寿命
が延びるというのも単純な理屈ですので?です。たた、厳しい季節を乗り切れば、新
しい人生(蜘蛛生?)が開けるわけではありませんので、見方によっては残酷です。