大百池でマガモの夫婦？がのんびり泳いでいました。マガモも多くのほかのカモと同 じように北国から越冬のためこちらにわたってきます。多くのカモは狩猟対象です が、その中でもマガモの肉が一番だそうです。その一方、一部の県ではレッドブック に掲載しているそうで、何かちぐはぐです。マガモのオスにはシッポ近くにカールし た尾羽があります。メスにはありませんし、ほかのカモでもこのような尾羽は見当た りません。この尾羽は何の役に立っているのでしょうか。アヒルはマガモを改良して 家禽としたもので、体型や羽根の色はずいぶんさまざまですが、このカールした尾羽 は残っています。（全てのアヒルに残っているのかまでは分かりません。）巻き毛の あるなしは命にかかわる問題とも思えませんが、アイデンティティの表象とも見え、 マガモのこだわりかもしれません。