レンギョウ[2023年03月21日(Tue)]
いま、どこでもレンギョウが花盛りです。レンギョウはモクセイ科レンギョウ属の落
低木ですが、私たちが普段目にするレンギョウは、レンギョウ、シナレンギョウ、
チョウセンレンギョウのいずれかのようです。いずれも中国大陸からの移入種です
が、育てやすく病虫害にも強いので全国の公園、庭園に植えられています。日本在来
のヤマトレンギョウは、限られた地方にのみ自生し絶滅が心配されているそうです。
手元にある図鑑によると、前記の3種を花で見分ける簡単な方法は次のようです。花
柱がオシベより前にあるのは、レンギョウとシナレンギョウで、シナレンギョウの花
弁は細い。逆に、花柱がオシベより短いのがチョウセンレンギョウ。写真は大百池公
園の外周道路側の「レンギョウ」です。手前の「レンギョウ」(A)は、はやや濃い
黄色で花弁が幅広、オシベが花柱より長いのでチョウセンレンギョウと思われます。
Bはシナレンギョウと思われます。ただし、花で見分けることには異論もありますの
で、ご注意ください。