
ニホンアカガエル[2023年02月13日(Mon)]
泉谷公園の菖蒲田などでニホンアカガエルの産卵が始まりました。2月11日に菖蒲
田、ビオトープ、下ノ池で産卵を確認しました。昨年は菖蒲田、ビオトープが2月20
日、下ノ池が2月13日でしたので少し早いと思えますが、その前の年はいずれも2月2
日でした。産卵が遅くなったり、早くなったりする理由はよくわかっていません。ニ
ホンアカガエルは日本固有種ですがあまり珍しい生きものではなかったようです。し
かし、生息地の明るい樹林地の宅地化と産卵場所の水田の乾田化により急速にその数
を減らしており、千葉県、千葉市とも「最重要保護生物」に指定しています。このカ
エルは厳寒期に冬眠から覚め産卵し、再び落ち葉の下などに潜り込み4月頃まで眠る
変わった習性の持ち主です。これからしばらくは、順調に産卵を続けてくれるかどう
か気になる日が続きます。