大百池公園駐車場脇のクロガネモチが赤い実をたくさんつけています。モチノキ科モ
チノキ属の常緑広葉樹で、太平洋岸では茨城以南の山野が自生地とのことです。ク
ローガ、ネーモチ⇒苦労がない、金持ちなど縁起を担いで庭木に使われることも多い
とありました。雌雄異株ですので当然メスの木にしか実が付きません。ここ駐車場脇
のクロガネモチは14本あるのですが全てメスの木で赤い実をつけています。庭木や公
園樹にするには実がつく方が人気なのはわかりますが、花粉を提供するオスの木はど
こにあるのでしょうか。たくさんの赤い実はこれからだんだん餌がなくなる寒い時期
にヒヨドリやツグミなどの野鳥にとって貴重です。