
虫こぶ[2022年10月24日(Mon)]
泉谷公園第1花壇あたりから森へ入る石橋の両脇にあるシラカシの葉が異常です。小
さなぶつぶつがたくさんあり、中には芋虫状になっている葉もあります。これは多く
の植物にできる虫こぶです。虫こぶはとは「ダニ、アブラムシ、タマバエの幼虫な
ど、さまざまな虫が、植物に寄生することでできる部分(樹木図鑑)」を言います。
これはおそらくシラカシハクボミフシと思います。虫こぶには命名ルールがあり、
「植物名+形成場所+形などの特長+フシ」だそうです。すると、シラカシ+葉+窪
み+フシで納得です。シラカシの虫こぶはカシハイボフシも図鑑に載っていますので
こちらかもしれませんが、葉裏がくぼんでいるのでシラカシハクボミフシとしまし
た。虫こぶの見た目も良くありませんし、植物の茎、葉、果実などにできすので、農
作物被害は少なくないようですが、反対に染料原料として利用もされているそうで
す。