
ピラカンサ[2022年10月21日(Fri)]
大百池のふちでピラカンサが赤い実をたくさんつけています。中には黄色い実をつけ
た木も何本かあります。ピラカンサはバラ科Pyracantha属の総称で何種類かが栽培さ
れているのですが、赤い実をつけるのは欧州原産のトキワサンザシ、黄色の実をつけ
るのは中国原産のタチバナモドキと思い込んでいました。しかし、ことはそんな単純
でないことを知りました。それぞれいくつもの品種があり、黄色の実をつけるトキワ
サンザシもあるので、実の色だけでは見分けられないということです。決め手になる
のは葉とありました。トキワサンザシの葉は細かい鋸歯がたくさんあり、葉裏は無毛
とありました。双方の小枝を失敬し調べました。いずれも葉裏は無毛ですが、鋸歯の
状態はあまり違いませんでした。してみると、この黄色の実をつけているのはトキワ
サンザシかとも思えますが、自身はありません。まあ、どちらでもいいといえばそれ
までですが・・・。