
白いキノコ[2022年10月08日(Sat)]
泉谷公園の森の中、杉の切り株に白いキノコがいくつか出ていました。広く言えばサ
ルノコシカケの仲間というまではわかるのですが、その先はわかりません。手元にあ
る図鑑によれば、オシロイタケあるいはアオゾメタケに似ていなくもないのですが、
前者は広葉樹に、後者は主として広葉樹時に針葉樹の枯れ木に発生するとありますの
で、どうも違うようです。違うということはわかるのですが、正解にたどり着くのが
容易でないのがキノコの世界です。先日、泉自然公園で行われたキノコの観察会に参
加しました。そこで採集されたたくさんのキノコについて種を同定し解説をしていた
だいたのですが、研究歴が長い指導者でも目視で種を同定できない個体がいくつもあ
りました。もちろん、顕微鏡や薬品使えばきめられると思いますが、それでもなお、
不明な種は珍しくないという話でした。キノコの分類は難しいということだけしか理
解出ませんでしたが、探求心旺盛な人にはうってつけな世界かもしれません。